瞳閉じて祈ろう 2 |
作者: ミルク 2008年05月13日(火) 20時44分09秒公開 ID:uk4kP7sLa7Y |
「ミルク、忘れ物はないかい。買えなかった学用品は後で送るから・・・それから・・・」 「分ってるって。汽車に遅れるからもう行くね」 「あぁ、行ってらっしゃい」 「いってきまーす」 ミルクは、ロンドンの駅へ向かった。人ごみを掻き分け9と4/3番線を目指す・・・・ 「マグルだらけだなここは・・・」少年は大きな荷物を抱えながら人ごみを掻き分けている。 「あなたホグワーツ入学者でしょ」ミルクは、少年に親しげに話しかけた。 「まぁね。君も?」にっこりと笑い、少年のほうも言葉を返す。 不思議な違和感が二人の魂の中を駆け巡る。閉じられていた扉が開くときだ・・・・・・・ 「「あのさ」」二人の声が重なる。 「「どっかであったことない?」」 |
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