学園生活ー永遠の思い出ー 2 |
作者: 鈴宮 莉音 2008年05月21日(水) 14時51分06秒公開 ID:KQTvFCju49Y |
ひらひらと、美しい桜の花びらは、もう4月も初旬だというのに、まだ舞っていない。 ーーーーーなぜかって? それはそう、何を隠そうと、ここが北海道の田舎町だから。 北海道の春は、春だというのに冬の終わりのように、まだほんの少しだけ肌寒い。 そんな中、私は・・・。 全国でも有名な、某私立学校へと入学した・・・。 私の名前は鈴宮莉音。 ごくごく普通の女の子。 あることを除いては。 まあ、あることはまた後ほどにでも。 今日、晴れて高校1年生になった。 ずっと、この学校に、入りたかったんだ。 この学校ね、全国でも有名なの。 学校名はあえてふせるけど・・・、全国の問題児、不登校などの生徒を全国から受け入てくれてる、なんともありがたい学校。 そう、私も、問題児の一人。 中学の3年間・・いや2年間か・・・ずっと親を困らせてきた。 原因は、私ににもあったんだと思う。 でも、相手にも、問題があって・・・、それで私は、この学校に、入学してきたんだーーー。 詳しく言うと。 事の始まりは、中2の秋。 私には、付き合ってる人がいた。 名前は将。 中1の時から彼のことが大好きで。 結構クラスでも、部活(吹奏楽)でもお似合いって言われてて、それで付き合ってたんだ。 彼と付き合ってる間は幸せで・・、嬉しくて嬉しくて・・・。 でも、その幸せも、1週間で終わってしまった・・・。 |
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