ツバサと共に・・・【第二部☆】 |
作者: 柚子柚子 2008年09月20日(土) 20時38分37秒公開 ID:jsNWBXbFpRs |
○月×日 空汰「嵐、キレーやなぁこの景色。」 嵐「・・・・・・・・。」 カランカラーン 雪兎「こんにちわ、有洙川様ですね?お待ちしていました。お部屋に 案内させていただきます。こちらへどうぞ」 〜44〜 ガチャ 雪兎「どうぞ、これがこの部屋の鍵です。ごゆっくり」 ガチャン 嵐「ここの空気は凄く清んでいる・・・・・」 空汰「ここにきて良かったやろ?」 嵐「えぇ・・・・・・散歩に行きましょ?」 空汰「久しぶりやなぁこんなにゆっくりしたの」 嵐「えぇ」 空汰「そこのベンチにでも座って居てや飲みもん こーて来るから」 タッタッタッタッ 嵐「・・・・・・・・。」 ざ・・・・ざ・・・ 嵐「!」 〜数分後〜 空汰「ハニー買ってきたでー」 ・・・・・・・・・ 空汰「はにー?ハニーーーーー!!!!」 カランカラーン 雪兎「いらっしゃ・・・・・どっどうしました?」 空汰「嵐は?嵐は戻ってきていますか?」 雪兎「いいえ・・・・。」 空汰「くそっ」 カランカラーン 雪兎「お待ちください!!もう暗いですから危険です!!! 戻ってください!!!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 桃矢「それっきり二人は行方不明・・・」 小狼「捜索願は?」 桃矢「もちろん出した・・・・だが見つからずそのまま 捜査は打ち切り・・・・」 サクラ「それ以来行方不明になる人も増えて・・・・」 桃矢「有洙川様の後に大神様、加賀見様、新垣様と行方不明になって・・・・ そして、昨日・・・この宿泊施設である洋館のお手伝いさんの鈴木さんが 消えてしまいました。」 小狼「そんなに・・・・人が?」 桃矢「えぇ、しかし大神様の場合見つかったんです・・・頭だけ・・・」 小狼「バラバラ!?」 桃矢「えぇ、しかもまだ頭だけでほかは何も・・・・・。」 サクラ「次は誰だろう・・・・」 モコナ「小狼ーーお腹空いたー」 サクラ&桃矢「??」 小狼「あっ助手のモコナです。」 モコナ「モコナ・モドキ!モコナって呼んで!」 サクラ「よろしくね・・・・モコちゃんっ」 モコナ「フゥ〜かわいい名前ついちゃったぁ」 小狼「良かったねモコナ」 雪兎「そろそろ晩御飯ができますよ?早く来てください」 モコナ「待ってました!!」 〜食堂〜 コース一覧 前菜 生野菜の盛り合わせ〜季節のドレッシング〜 スープ 新鮮山菜のハーブ風味スープ〜ワラビ、薇〜 魚料理 鮭のムニエル〜色とりどりの野菜を添えて〜 肉料理 米沢牛のソテー〜さっぱり林檎のソース〜 デザート イチゴのソルベ〜ベリーのソースと共に・・・〜 モコナ「フゥ〜おいしかった!」 小狼「凄くおいしかったです。ごちそうさま」 サクラ「どーも♪」 雪兎「そろそろ消灯の時間になります。お部屋にお戻りください」 ガチャン 小狼「明日から調査だねモコナ?」 モコナ「スースー」 小狼「お疲れ様、モコナ」 カチッ ポタッ・・・ポタッ・・・ポタッ・・ 小狼「・・・・・・・・・?」 ポタッポタッポタポタッ 小狼「鉄・・・・臭い・・・」 ガチャ ポタッポタッ 小狼「・・・・・・」 ポチャン 小狼「・・・・・」 バタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタ!! 小狼「!」 ●「血・・・・血・・・血が惜しい・・・・」 小狼「うっうわぁーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」 サクラ「小狼君!!!!」 小狼「サクラさん・・・・・」 サクラ「大丈夫!?小狼君・・・?」 小狼「うっうん・・・・」 雪兎「どうしました!?」 桃矢「なんだよ・・・・これ・・・」 〜壁〜 死にたくない!!死にたくない!!死にたくない!!死にたくない!!死にたくない!! 死にたくない!!死にたくない!!死にたくない!!死にたくない!!死にたくない!! 苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい!!!!!!! 血が血が血が血が血が血が血が!!!!!足りない足りない足りない ほしいほしいほしい・・・・・・・・・ ころ・・・・こ・・・・・・・・ 殺す・・・・・・・・・・・呪い殺してやる!!!!!!! それは壁に血で書かれた文字・・・・・最後に呪い殺すの文字・・・ そして・・・・・・俺の横には・・・・・・・・・・・ ある男一人・・・・・・・・腕、頭、足・・・とがあちらこちらに 散乱している・・・・・・血文字の血の主は・・・・・・・・・ 雪兎「新垣様・・・・・・・・・。」 十年前・・・この洋館で行方不明になった・・・・新垣さんだった・・・・・ |
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