私の翼は飛べませんー犠牲者ー
作者: ヘレン   2008年11月07日(金) 16時47分30秒公開   ID:4ezWM4C7G0.
見えない見えないクモの糸

それは静かに

私達を取り込んでいく・・・

ジワジワと

静かに・・・・・


ー犠牲者ー

社長「では、今日から二人コンビで行動してもらうからね♪はい、この紙見て~。」

やけに明るい社長

何が楽しいんだか・・・・

渡された紙にはペアが書いてあった

アイリンとダズ

キメラとジストン

私と・・・・

へ・・・?

ギ・・・・ル・・・・・・?


ギルはよくわからない


ギルはクールでかっこよくて

口数少なくていつもみんなのこと見てて

私は見られなかったけど・・・

でもギルを私は昔から知っているような気がする

どこで見たかはわからないけど・・・


社長「パル?」

私は少しビクッとする

アキ「はい!!」

社長「大丈夫?」

アキ「はい・・・・。」

ジストン「わたしはちょっと失礼する・・・。」

ダズがクスクス笑う

ダズ「お!便所か?大か?小か?」

ジストン「静かにしてくれ・・・。」

ギル「俺も行って来る・・・。」

小さな声でダズが言う

ダズ「お前もか!!ははっ!!!」

キメラ「ダズ!うるせーぞ!!!!」

キメラが机を叩いて叫ぶ

アイリン「やめといた方がいいよ~。ね?パル。」

アキ「え!!あ、うん・・・。」

ふらないでよ・・・



その時だった

ジストン「ああああああああああああああァ!!!!」

「「「「!!!?」」」」

ダズ「ジストンの叫び声!?」

社長「向かえ!!!」

「「「「はい!!」」」」

男子トイレの方へ行った

そして入り口が見えてきたころ

入り口から廊下へ

足が伸びていた

近くに行くと

ジストンが血まみれで倒れている

アイリン「ジストン!!」

アイリンがジストンの元へ駆けつけ怪我の治療をする

ダズ「なあ、ギルは?」

そういえば・・・

ギルがいない

まさかこれはギルが・・・・・

そんな疑念を持ちながら

アジトを去った

結局最後までギルが現れることはなかった

ジストンは命に別状はないという

それは不幸中の幸いというべきか・・・
■作者からのメッセージ
キャラが現れた瞬間、消滅!!?・・・ジストン、ごめんなさい・・・。

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