舞波学園活動記外伝1
作者: レイド   2008年11月14日(金) 03時38分11秒公開   ID:YynBrr2ofCI
〜1〜

「今日から私の通う学校ね・・・」

季節は春、ここ舞波市にある舞波学園に新しく新入生としてやって来る者がいた。
彼女の名前は斉藤由奈、新一年生でもある。


「せっかく高校生になったんだし、何か新しいのやってみたいわね・・・」

そう言って、校舎の中に入って、新しい教室へと入って行った。
中に入ると由奈の知っている人はほとんどなく、初めて出会った人がほとんどだった。
由奈は、あいてる席に座って、隣にいる生徒に話しかけた。


「おっはよ〜」

「お、おはよう・・・」

「貴方の名前は?」


「私・・・?私は、田中由香里・・・」

「私は斉藤由奈よ?せっかく隣になったんだし、仲良くしましょう?」


「え〜と・・・でも席替えすると思うから、隣にならないかも・・・?」

「そう?」


そう言ってると先生が入って来て、自己紹介をする
そして席替えとなり、結果、由奈は由香里の隣となった


「結局、隣になったね?」


「そうね?じゃあ改めてよろしくね?」


「じゃあ由香里って呼んでいい?私も由奈でいいわよ?」


「解ったわ?これからもよろしくね〜由奈」


こうして二人は友達になった。
そして数日後、部活発表会の日
由奈と由香里は、何の部活に入るか相談していた。

「ねえ由奈?」


「何?由香里」


「由奈は何の部活に入るか決めた?」


「そうね〜、この学校結構変な部活あるのね?
実践部とか、由香里は何の部活に入るか決めた?」


「そうね〜料理部とかあったらいいんだけど
この学校、料理部とか料理研究部ないみたい
とりあえず気に入った部活でもかな?とか思うんだけど
由奈は何に入るか決めたの?」


「私?そうね・・・」


由奈は、何かを考えた後、こう言った。


「何でもしていいと部活と言うことで、新しく部活とか作ろうと思ったんだけど?
ほら、ここに書いてあるわよ?「新しい部活を作るには三名必要」って」


由奈の持ってる部活動参加申込書にそう書かれていた。

「だから由香里、一緒に作らない?新しい部活」

「う〜ん、どうしようかな・・・私もこれといって入りたい部活ないし
なんかたのしそうだし、私はOkだよ?」

「決まりね?これで二人は揃ったわ?あと一人だけど・・・
ねえ?由香里?あと一人誘えない?」


「う〜ん、じゃあ幼馴染声掛けてみるね?丁度同じ学校通ってるし
じゃあちょっと呼んでくるよ〜」


そう言って由香里は、移動した。
そして数分後、一人の男子生徒を連れてきた。

「その子は?」

「私の幼馴染の風祭真だよ〜」


「え〜と・・・風祭真です」


「なんか・・・女の子みたいね?」

「よく言われる・・・もう気にしなくなったけどね・・・」


「え〜と真だっけ?私が作ろうとしてる部活に入ってくれる?」

「部活?まあ僕もやろうと思ってる部活、とりあえずないし
入ってもいいよ?」

「よし、これで三人そろったわ?じゃあ新しい部活を作るわよ!」

「ねえ?由奈?その部活の名前ってもう決めたの?」

「ええ、決めたわ?何でもするというのでフリーダム「自由部」ってどう?もちろん私が部長よ?」

「フリーダムか〜、なんか響きがいいね?」

「まあいいかな?楽しそうだし」

「きまりね?じゃあ早速活動するわよ?
楽しい学園生活をしましょう!」

こうして、舞波学園に新しい部活が誕生した
その名前は、自由部となったのであった・・・
■作者からのメッセージ
レイドです。舞波学園活動記を書きたいと思います。外伝なのは主人公が斉藤由奈ではないからです。本作はYAHOO検索で「舞波学園活動記」と入力すると一番目に出ます。
PCやる時間がほとんど無いので、暇な時に書きたいと思います。

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