―最強者達の物語―Vページ
作者: 零   2008年12月25日(木) 09時35分24秒公開   ID:NqbpUpPD62U



 さて皆様,いよいよ開幕の時がやって参りました。



 役者最強者達は揃いましたからね・・・


 
 それでは,とくとお楽しみください―



 
 ―最強者達の物語―
   Vページ



 

 「では,自己紹介を」


 「凛堂 高良リンドウ タカラですb宜しくお願いします」

 「帷琉麻 未來イルマ ミライですっ!宜しく★」

 
  
 苗字は偽名。過去の書類の中から適当に見つけたモノだ。
 


 「あたしの能力は飛行魔術です!」

 「わ,私の能力は移動空間設立魔法・・・」

 
 此れもまるっきりの出鱈目。
 無論,其の2つの能力は使えるのだが。
 其れも生徒達には好印象に写ったらしく,教室はざわめいていた。

 
 『1限目は2人への質問ターイムッ!では始めっ!』

 
 此れは学級委員の解廉カイレン 黒・園・竜コク・エン・リュウ≠フ声。


 早速質問の嵐。

 
 「出身界は?」

 
 さぁ?魔界じゃない?
 
 魔界だといいんだけどねぇ♪
 
 
 
 「2人共美人だねっ!!」


 だから?
 其れはどーも


 「移動空間設立魔法ってなぁに?」


 魔術大百科見ろ。
 無知めっ☆


 
 ・・・上の様に高良,未来と心だけで答えていた。
 表面上は困ったふり。


 「ちょっと!そんなに質問したら凛堂さん達が困っちゃうでしょ!!」


 来た。
 ターゲットダブルフレイス
 今回の潜入捜査はダブルフレイス≠ェメイン。
 ルイスでもあり,其れだけ多くの情報を持っているからである。


 「さ,紗那も大声出しすぎだって〜;」


 紗那が気づいた頃には,教室がしーんと静まり返っていた。


 「ご,御免御免;あまりにも騒がしくて・・・」


 「えっと・・・」


 「あ,自己紹介が遅れたわね!私は竜ヶ崎 紗那b此処のルイスをしているの!!」


 「御免ね;私は胡月 千鶴^^ルイスは生徒会長の事よ♪」


 「いえいえ・・・大丈夫です!」

 
 「そう!よかった☆」


 2人の眼には,紗那=積極的・千鶴=穏やかに見えた。



 「「ようこそ!!シェル・能力学園へ!!」」


 





 
 


 そして此処は東にある紅夜の城・・・


 「・・・お前達にもあそこに行って貰う」


 「「ボスの仰せのままに!!」」


 2つの怪しい影はクイーンボスこうべを下げ,にっこり笑った。

 


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