私的武勇伝説04 |
作者: 零 2008年12月28日(日) 18時28分35秒公開 ID:NqbpUpPD62U |
「じゃあまた明日ね!ツナ」 「うん。またね 零ちゃん」 「またな。 零」 「じゃーな。変態女」 転校初日を無事(?)に終えて、 とりあえず収穫は名前を呼ばれるようになった事です! ツナにはあだ名で呼んでいいって言われたしねw ただ,あたしを見るツナの目が哀れみを含んでたのは気のせいと思いたい・・・ ご機嫌よくスキップしながら帰っていると 「どうりゃああぁぁぁぁああぁぁあ!!!!」 「キャンッ!!!」 「お前,何らびょん!!」 やっぱ 「ハロー!あたしは桐生零w」 「そんな事聞いてるんじゃないびょん!」 「ユーアーネィム?」 「カタコトじゃん!!」 「そこの帽子君もネィムプリーズ!」 「めんどい・・・」 「お前ホント何らびょん!!」 「中学生にもなって『びょん』とか言ってる奴に言われたくねぇよ」 「(黒いびょーん!!)」 「でも名前知ってるしぃ―――」 「「!!」」 夕方の冷たい風があたし達の間を吹きぬけた 「初めまして。脱獄囚さん」 一人はヨーヨーを構え もう一人は牙を歯に取り付けた 「まあまあ,あたしは戦う気なんてないしぃ☆」 「なんで俺等のこと知ってるびょん」 「有名じゃん!全員皆殺しして逃げてきたんでしょっ?」 「めんどい。 「ちょっと待ってよおぉ!!」 「待てないびょん!」 「待てって言ってんだろ」 「キャン!!」 「あたしはあんた等のやる事に手を出すつもりも貸すつもりもない」 「傍観者って事?」 「イェア―――!!柿の種!でもちょっと違うかなぁ?」 「(イェア―――――!?)」 「あたしは自分の思った通りに動くから」 「ふぅん・・・」 柿の種はヨーヨーをしまった 「柿ピー見逃すびょん?!」 「別に・・・殺すのは骸様に聞いてからでも遅くはないだろ」 「話終わった?終わったのね!?じゃあデートしよおおおぉぉぉおおお!!!」 「キャキョ―――――ン!!??」 「・・・という 桐生零という女に会いました。どういたしますか?」 暗闇に佇む一人の男 「桐生零,面白い人ですね。クフフ・・・殺さなくても良いですよ」 「はい・・・」 「クフフ・・・是非会ってみたいですね」 彼は,ワラッタ |
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