最強者達の物語―Zページ― | |
作者: 零 2009年01月20日(火) 18時02分23秒公開 ID:NqbpUpPD62U | |
バァン! 「!何・・・?今の音」 「分からない・・・行ってみよ!」 ダブルフレイス 「・・・・・・何?」 「・・・行ってみるしかない」 罪人 「何かなぁ・・・」 「今の音」 「・・・行ってみよう!」 神の三つ子 「来た来たァ・・・」 「行こぉっ!」 紅夜の そして―― 「ふふっ・・・」 「始まったぁ♪」 此のゲームの首謀者。 ―最強者達の物語― Zページ シュッ! 塔と思われる所に現れたのはダブルフレイスの紗那と千鶴。 瞬間移動したのだろう。急いだ所為か,息が乱れている。 「あれ・・・?何ともない」 「可笑しい。何か音がしたのに」 首を傾げる千鶴。紗那は腑に落ちないという顔をしている。 ゴゴゴゴ・・・・・・ 何かが割れる様な音がして,現れたのは神の三つ子と言われる黒・園・竜。 黒「生徒会長さんも」 園「異変を感じたの?」 竜「何もないみたいだけど・・・」 三つ子の言う事を聞いて頷く千鶴。 「うん。それで来たんだけど・・・何ともなかったの」 ガッシャアァン!!! 紗那・千鶴『!!?』 ガラスが割れる様な音に驚愕した様な顔で塔の隅を見る紗那と千鶴。 其の頃首謀者は・・・・・・ 「・・・上手くいった」 ニヤと怪しげに笑う高良。其の手には割れたガラス。 実は二人,此の学園に代々伝わる秘宝を探していたのだ。 其の秘宝は此の塔に有り,ガラスの様な物に守られていてルイスだけが知っているらしい。 そこで高良は皆を塔に誘き寄せ,ガラスを念力で割った。 紗那と千鶴が向いた先は塔の隅。 其処は,通称水球の楽園≠ニ呼ばれ,華やかな水球が漂い,とても神秘的な場所。 つまり,秘宝は其の中にある。 「(未來――)」 意識を集中し,今頃宙にいるであろう未來に話しかける。 「(話はバッチリ聞いたよぉ☆探し出してみせる・・・)」 其れまでのチャラチャラしたオーラは消え,殺気も混じる強力なオーラになった。 其のオーラに5人はびくりとなる。 「(何,此の気配・・・まるで・・・・・・・・・ 血死神)」 紗那が思ったのは恐怖。 そして首謀者は密かに笑う。 「えぇ其の通り。未來は血死神。血だけを一心に求める化け物」 狂っている,と呟く。 「でも・・・・・・私もよね」 首 謀 者 は 闇 の 中 で 何 を 思 う の か ? ⇒To Be Continued... |
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