彼の声〜5〜
作者:   2009年05月08日(金) 19時57分34秒公開   ID:T/ncJda.ROw

電話の内容は途中で馬鹿話になり。
「じゃか〜また」の一言で会話を終えた。


そして約束の土曜日。

午前中はヘアを綺麗にしていた。
なぜなら彼が来るから。

(めんどくさい・・・掃除なんでやりたくないよ〜)
「はぁ〜・・・・疲れた・・」
溜息をつきつつ私は掃除をつづけた。


そして12時になってお母さんが昼ごはんを用意した。
「礼!?これからね〜お母さんお茶言ってくるからご飯食べてねぇ〜」


「はーい!言ってらっしゃい!」
(やった今日お母さんいないんだ!自由だ!)


そして私は昼ごはんを終え、ヘアに戻った。
少ししたら家の電話が鳴った。

プルルルループルルルルー
ガチャ!!

「はいもしもし・・」


「俺、今家にいるよね。」
彼だ。


「う。うん・・」
私は彼に別れ話をすると決めていたんだ!
っと思いだした。


「じゃ〜行くなぁ〜」

ガチャ
プープープー


「え?・・・・・」
(どうしよう。。。なんて言うか決めてないよ・・・・)



そんなこんなで彼がきた。


部屋の中ではシーンとだまりこんだ私と彼。



「・・・・・」
彼は私の部屋の中をグルグルと見まわしている。


「・・・・・・」
私は恥ずかしくて顔も見られない。



そしていきなり!
ゴーンゴーン!


時計の音にびっくりしいて2人とも目が点になる。


私は彼の方をみた。




一気に緊張が吹き飛んで笑いあった。


そのあとトランプやゲーム。
テレビを見たり。
色んな事をして遊んだ。


とうとう私は彼に別れ話をすることができなかった。





つづく。



















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