彼の声〜9〜
作者:   2009年05月11日(月) 19時32分28秒公開   ID:Pi2Mdb2K/l.

そして浅田と馬鹿話をしているうちに学校についてしまった。

「はぁーやっとついたーー・・・・」
私は浅田と一緒にいる時間がとても楽しく感じた。


「だなー♪あぁぁこれから勉強か・・・」
浅田はめんどくさそうに言った。


「サボりたいなぁ〜・・・勉強やだよぉ〜・・」
(あっ!つい本音が)


「お前全然勉強してないじゃん!寝てばかりで〜」



「で!でも!勉強はやなのぉー!」
私は馬鹿にされた気がして起こり口調で言った。



「・・・・じゃーサボロッカ。」


浅田は私の腕をつかみ学校の校門を出た。



何が起きたか認識でしず、私は浅田につれられるまま走った。



「ちょっと!どこ行くんだよ!」
私は走りながら浅田に聞いた。


「・・・どこだろ・・・・」



「分からないの?ちょ・・・ちょっと・・つかれた・・・」
私はもう疲れて死にそうだった。



「体力ないのなー意外と・・・・」



「意外とって。まぁーいいや・・・」



築いてあたりを見渡すとそこは・・・・


私と浅田が小さかった頃よく来て遊んだ川場だった。



「わぁぁぁぁ!懐かしい!ココで二人で遊んでたよね〜」
私は懐かしさのあまり駈け出した。


「転ぶなよぉぉぉぉぉぉ!!」
浅田は大声で叫んだ。


その後は浅田も馬鹿になって一緒に走り回って遊んだ。


夕方になって帰り途中だったしおりが私たちを見つけて声をかけてきた。

「おーーーーーい!そこのお二人さん!」
しおりは大声で言った。



「しおりー!おーい!」
私もりしおりに返した。


「ラブラブですな〜!付き合ってんの?」
しおりが聞いた。


すると・・・・・


「あ!こいつ俺の彼女第一希望!なんでよろしく!」
朝だの冗談はよく聞いていたけど、こんなこと言うのは初めて聞いた。


「何言ってんだよ!浅田ー?馬鹿じゃん!あははー」
私は冗談だと思って笑った。


「本当だよ!俺いつか・・・あいつからお前振り向かせて見せる。」


「あいつ?・・・」
私は問いかけた。


「彼氏。礼の彼氏だよ・・・・」


(なんで知ってるの?私、浅田に言ってない。。。。誰にも言ってないのに・・)



「何話してるのーーー?秘密の話?」
私と浅田はしおりの存在を忘れていた。



「ご!ごめん!今帰る!」


私はしおりのところへ走った。



「じゃーなー礼!また学校で!」
浅田は私に手を振りながら言った。



「ばいばーーーい!学校でねー!」
私も浅田に手を振りながら帰った。




そして家についた。




勝田と浅田の対面はいつになるのか!?
こしてこの三角関係はどうなるのか。



つづく。
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