チーム |
作者: タンポポ 2009年05月18日(月) 18時05分08秒公開 ID:T/ncJda.ROw |
セツナと後の二人も赤い石。 もうチームは決まった。 シーンとした空気の中一人の男が言った。 「自己紹介とかしないー?」 セツナは言った。 「そうだな!まずは名前から。」 「俺は・・・ユウ!よろしく。」 「私はセツナだ。・・・おまえは?」 セツナはもう一人にも聞いた。 「俺は翔。よろしく。」 そしてとつぜん部屋の中に一匹の猫が入ってきた。 「よっ!青春してるかーニャー」 「ね!ね!猫がじゃべった!」 三人は声を合わせて言った。 「そんなに驚かなくてもニャー」 「それはおどろくだろうが!猫だぞ!」 「いったいおまえは何物なんだ!私たちはどうして顔が違うのだ!」 「ここは人間界じゃないからニャ!」 「何を言う。ちゃんと中身は一緒ではないか!」 「そうだぞ!変わったのは外見だけだ。」 「あたりまえニャーこれが夜の国だからニャー」 「おれたちが聞きたいのはそんなことじゃない。バカ猫教えやがれ。」 「おちつくニャー・・・お前たちは魔物の魂を集めるためにここに来たんだニャー 外見はどうして違うのかはオイラにも分からないニャー」 「魂?いくつ集めるのだ!」 「・・・百五十個ダニャー」 「それよりさー俺は初めてだけど翔さんは初めてなのー?」 「俺は前回の時にここへ来た。」 「ふぅーんセツナcは?」 「私は今回が初めてだ。それとちゃんは付けなくていい。」 「そっか。じゃー俺達の事よろしくな!翔!」 「勝手にしやがれ・・・。」 「それではさっそく旅に出発ニャー!」 そして三人と一匹は扉から出て森の中を進んだ。 つづく。 |
|
■一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集 |