決戦仲間の勇気 |
作者: タンポポ 2009年05月26日(火) 19時27分17秒公開 ID:ov6RKaAr3rc |
「おい!セツナ!大丈夫か?」 ユウは草の茂みから叫んだ。 「・・・う・・・む・・りぃ・・・・」 小さな声で言った。 「あいつ死ぬぜぇーどうする小僧。」 「そんなこと言ってないで助けるニャー」 「俺には無理だよ!俺戦ったことないんだよ!」 「お前じゃー無理だろうな!女一人助ける勇気がないんだからな!」 2人は喧嘩を始めた。 「じゃーお前が助けに行けよ!俺は・・・・」 「セツナが動かなくなったニャー」 セツナは魔物の手の力によって気絶してしまったようだ。 「・・・・・俺は昔も力は今回でリセットされてる。武器の出し方なんか知らん」 「セツナ・・・俺は・・・俺が助ける・・・俺が・・・。」 ユウは決心した。 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 ユウは片手に力を入れた。 すると光が飛びり、優も右手には剣が、頭の上には光の玉。 (私は剣の精霊マーテル。その剣で娘を助けよ。) ユウは魔物に斬ってかかった。 「はぁぁぁぁ!」 ジャキ! グァァァァァ! 魔物は手に切り傷を負い、セツナを解放した。 「セツナ!・・・大丈夫か?!」 「・・・私は・・・・って何をするかーーー!さわるなーー!」 セツナはユウを突き飛ばした。 「やれやれ・・・やればできるじゃねぇーカくそがき。」 「いってぇ・・・ひどいなぁ・・・」 「はぁ・・はぁ・・・・まぁ・・助けてくれてありがと・・・」 セツナは照れくさそうに言った。 「まぁー助かってよかったニャー」 また三人と一匹は歩きだした。 つづく。 |
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