最強者達の物語*9*
作者: 零   2009年03月12日(木) 19時03分11秒公開   ID:NqbpUpPD62U



 いよいよ中盤に指しかかって来たね。






 でも,物語の筋書きストーリー









 変わっちゃうんだよ?













 最強者達の物語 *9*





 
 
 

 可笑しい。


 
 


 様々な書物がある書庫室で,竜ヶ崎紗那は考え込んでいた。



 

 最近可笑しな事が起こり過ぎる,と。



 
 
 1つ目は2人の転入生。


 凛堂高良と唯流麻未來。



 最初は好奇でいっぱいだったが,よくよく考えると
 この時期に転入生が来る事は特殊なケースだ。
 それに,下界人間界に産まれてくる能力者はそんなに多くない。
 下界で能力者が誕生する確立は100分の1%と言われている位なのだから。
 能力だって高レベル過ぎる。
 飛行魔術と移動空間設立魔法なんて,聞いた事はあっても見た事もない。

 



 


 2つ目は能力学園のデータ。




 特に何も異常がない様に見えたが,それも表面上だけで
 厳重なパスワードで覆い隠されていた能力学園のデータが
 抜き取られていた。しかし,何の形跡もなく犯人は分からなかった。
 調べてみると千鶴以上のハッキング能力を持っている事だけが分かった。







 3つ目はルイス・ランフォード



 
 見た目はか弱い美少年だが,質問しても能力を明かさなかった。
 千鶴と私が理事長に許可を貰って調べても
 ルイス・ランフォードというデータは出てこなかった。
 理事長に聞いてみても何やら深刻そうな顔をして

 「ランフォードから目を離さないで」

 と言うばかり。一体どういう事なんだ・・・






 最後は昨日の,事件。





 あの時は確かに殺気の様な・・・・・・邪悪な血死神のオーラがした。
 なのに調べても何もない・・・何なんだ。
 それにあの時ランフォードと凛堂高良,唯流麻未來はいなかった。
 もしかしたらあの3人は秘法≠フ事を知っているのか・・・?
 そうだったらかなりやばい。秘法は強大な力を持っている。
 悪用されたら大変な事に・・・・・・・・・






 色々考えてみたが,何も浮かばない。




 「ハァ・・・・・・今日はもう部屋に戻るか」




 紗那はため息をついて,自室に戻った。














 ――――――密かに進行している計画≠フ事も知らないで。







■作者からのメッセージ
はいっ!本編の方は久々ですね・・・
ほったらかしにしてすいませんでした!!!
今回は紗那の思想みたいなのを書いて見ましたb
「さあ世界を唄おう!」の方もかなり更新していないので頑張ります;
ではさようなら〜^^

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