暗転日常01
作者: 零   2009年06月08日(月) 17時33分51秒公開   ID:NqbpUpPD62U
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 私はただ平穏に,無難に過ごしたいだけ。


 
 だから,恋なんて真っ平御免。








 暗転日常01
 
 〜ここが始まりのミソ〜








 
 ある晴れた正午の事。

 
 今日も冒涜で言った,平穏で,無難な日々を送っていた

 ユイ・クロノスという少女はいつもの様に,いつもの場所で昼食を摂っていた。


 すると――――――――





 
 パアンッ!!




 天井から何かの破裂音の様なものがした。
 
 流石にユイは驚いたのか,ビクッとその華奢な体を震わせる。



 その騒ぎの元を起こしたのはグリフィンドールの5年生4人組。



 くしゃくしゃの髪にハシバミ色の瞳のジェームズ・ポッター。

 
 ジェームズと同じく,くしゃくしゃの髪に灰色の瞳のシリウス・ブラック。

 
 さらさらした蔦色の髪に蜂蜜色の瞳のリーマス・ルーピン。

 
 少し丸っこい体系にミルクティー色の髪,ブラウンの瞳のピーター・ペティグリュー。



 周りから歓声がどっと沸いたが,ユイはどうでも良いと言う風に


 バシッと勢い良く立ち上がり,ため息をついた。



 

 「あなた,大丈夫?」



 そういって声をかけて来たグリフィンドールの女生徒。


 流れる様な赤髪に緑色の瞳――おそらくリリー・エバンスだろう。



 ユイは小さく返事をして,レイブンクローの談話室の温もりを求めるべく,大広間を出た。





 

⇒To Be Continued...

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