暗転日常04
作者: 零   2009年07月03日(金) 18時57分37秒公開   ID:NqbpUpPD62U
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 ねぇ知ってる?


 私の何よりも大っっ嫌いな物は




 馬鹿な女だって事。




 
 



 暗転日常04








 「じゃあシリウスはあの子と私,どっちが良いの?!」






 あー煩い煩い。


 廊下に響き渡る様な金切り声で怒鳴っているのはブラックの彼女。基いメアリー・チェシル。


 だいたいあの子、この間ポッターに言い寄ってなかったっけ?


 まぁどうでもいいけど・・・


 ブラックが私に気づいたのか、何時もどおりに言ってきた。


 「よ、72番目の彼女」


 それに答える様に、私も緩やかに口角を上げながら言う。



 「御機嫌よう、73番目の彼氏」



 チェルシーは意味が分からないという風に見つめ、

 ユイは「何だこいつ等」という目で見ていた(冷たいなぁ)


 

 「シリウス?!この子とはどういう関係なの!!」


 顔を真っ赤にして憤慨するチェルシー。




 「こいつか?さっきから言ってるだろ」




 ブラックが言う。





 「72番目の彼女、ってな」



 自覚はあるのか、ブラック。






⇒To Be Continued...

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