☆チップスター☆~1~不良コンビ
作者: TIKA   2009年07月04日(土) 23時04分31秒公開   ID:Bd9jGYOzvN6
~1~


海貴(みき)「あ?」


海貴は虹色のメンコらしきものを拾う


海貴「今時メンコ!?・・・捨ててるからそういうわけでもないか・・・。」


海貴はメンコを捨てる


パタッ・・・


海貴は立ち去ろうとした


すると・・・


声「いっってぇじゃねぇかっっ!!てめぇ!!」


なにやらとても口の悪い声が聞こえてきた


それにむかついた海貴は振り向く


海貴「んだとコラ!!」


声「やんのかコラ!!」


海貴と見たことのない動物が鉢合わせした


目が合う


海貴「な・・・なんだよ・・・お前・・・・。」


見たことのない動物「知るか!」


海貴「自分の正体知らなくてどうするんだ!!」


見たことのない動物「あぁ・・・なんだ。それを聞いていたのか・・・。」


海貴「今の会話でそれ以外何を聞くんだよ・・・。」


ヴィズ「俺はヴィズ!チップスターだ!!」


ピュルルル~


かなりの沈黙が走る


海貴「いや、お前のその姿もかなりの説明を要するんだけど、その前にチップスターとは・・・?」


ヴィズ「チップスターとは、まぁ・・・チップモンスターの略かな??」


海貴「チップモンスター??」


ヴィズ「うん!チップに宿されたモンスターの魂、それが俺だ!」


ヴィズは自分で自分を指差す


海貴「・・・あぁ・・・そう・・・。」


ヴィズ「・・・あぁ・・・そう・・・。ってリアクション薄っ!」


海貴「だって、関係ないじゃん私。」


ヴィズはびしっと指差す


ヴィズ「チップスターは主人がいないと生きれないのダァ!!」






海貴(ええぇぇえええぇぇぇぇ!!!!????


え?今何?


生きれない??


何それ!?


いやぁそんなこと真顔で言われても・・・うん


私にはどうしようもないというか?


え?この状況・・・


私が主人になれってか??


ふざけんなよ・・・


こっちだってなぁ・・・


忙しいんだよ!!!


チップスターだかチョップバターだか何だか知らないけど


一切関与しませんので!!


・・・さて


この気持ちを上手く


傷つかない程度に伝えるには・・・・)


ヴィズ「モチロン♪それなりの報酬はやるよ☆」


海貴(「☆」じゃねぇよ!!!


つーかこいつ私の心読みやがったっっ!!


報酬!!?


どうせろくでもないもんだろ???)


ヴィズ「何円にしよっかな~??一億ならいい??」


海貴「いいよ。(キッパリ)



















■作者からのメッセージ
☆~渚木 海貴(なぎさき みき) 14歳
これから他のチップスターに会ったり
恋したり♪

・・・あるいは禁断の域にも達するかも♪・・・



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