夏色 優佳の日記〜2〜
作者: NAYU   2009年07月20日(月) 21時22分05秒公開   ID:Bd9jGYOzvN6
〜2〜


先生「タイガ君。このアンケートをクラスのみんなに配ってくれ。」


タイガ「え?あ、はい。」


タイガが気持ちよく友達と話していると水を注された


カイ「適当に先生の机の上に置いとけって。」


タイガの友達のカイがアンケートの内容を見ながら言う


タイガ「そうだな。教室行く。」


カイ「俺、少しカオリ先生と話してる。」


タイガ「・・・・・・・・。」


カオリ先生はもう今年で30歳だが


かなりのプロポーションを持っている


カオリ「今年で29よ。」


タイガ(心読まれたー!!??)


・・・撤回・・・


カオリ先生はもう今年で29歳だが・・・


『もう』・・・??


タイガとカイは簡単なあいさつを交わし


タイガは教室に向かう


教室に着く


タイガ「・・・わ。」


教室にはユカがいた


タイガ「一人か?」


ユカ「うむ。まだクラスとは打ち解けてはおらぬ。」


タイガ「ふぅん。」


タイガは先生の机にアンケートを置いた


ユカ「よし!決めたぞ!」


タイガ「(ビクゥ!)・・・何をだよ。」


タイガは驚きすぎてアンケートを一枚落とした


拾いながらタイガは聞いてしまった


ユカ「わしに校内案内をしろ。」


タイガ「やだ。」


タイガは教卓の上に一枚のアンケートを乗せながら言った


ユカ「なんだと??」


タイガ「やだ。そう言った。」


ユカはため息をつく


ユカ「ならばわしにも考えはある。」


タイガ「俺の気持ちは絶対に変わらな・・・。」


しゅっ!


ユカがカメラを取り出した


タイガ(なんでカメラなんて持ってきてるんだよ・・・!!!)


ユカ「これでお主のはずかしぃ〜写真をたくさん撮った。公表されたくなければ言うことを聞け!」


タイガ「脅し!!??」


ユカ「証拠だ。一枚だけ渡しておこう。」


ユカが素早く写真を渡した


タイガはそれを見る


タイガ「ぶっっ!!?」


確かに恥ずかしい写真だった


タイガ「てめっ・・?!これ・・!!どこ・・で!!」


ろれつが回っていない


ユカ「ふははははははははは!!!素直に聞いておけばいいのだ!!」


タイガ「くそっっ!!」


その後タイガはユカのくだらない質問に答えたり


学校のすべてを観光ガイドのように教えたり(強制的に)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


この後タイガの懐から写真が消えており


ユカが持っているのは余談だ


ユカ「よしっ!今日は充実していたぞ!日記を書こう!!」



4月2日(曜日は計算するのがめんどくさいので以降書きません)

今日は暇そうだった男子生徒を捕まえ
校内案内をさせた。

あやつ
名は確か石垣 大我(いしがき たいが)だったかな?

あやつはいい奴だ。
こころよく校内案内を引き受けてくれた。

今度からはタイガと呼ぶことにしよう。
タイガとは良い仲になれそうだ。

タイガに友達も紹介してもらおう。
タイガは悪い人ではなさそうだからな。

これからよろしくと言いたい所だが
まだ少し距離を置こう。

入学したばかりだからな。
そういえば、カオリ先生という人はいい人だ。

あの天下一品のナイスバディ!
麗しの瞳 輝く茶髪。

あれこそ目標とするべき者だ!
あれが校長になれば良いのに・・・。

話も短くわかりやすいからな。
あぁ、あの先生はいい人だ。

というわけで、おやすみだ!
未来のわし!!













■作者からのメッセージ
(これからも)登場人物
夏色 優佳(なついろ ゆか)
石垣 大我(いしがき たいが)
那椿 華居(なつばき かおり)
百々村 会(とどむら かい)・・・などなど。

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