見習い勇者セカンドストーリー〜エピソード12〜 |
作者: 真佐人 2009年07月24日(金) 17時43分23秒公開 ID:LjOpF6jSo/I |
今回のお話は、魔王側の話ではなくて、本家 リュート達のお話をお送り致します 魔王達がリュート達を探そうとしている頃、リュート達はというと? 「さ、寒いな・・・」 「確かにね・・・さっきまで暑かったのに、何でこんなに寒いのよ!?」 「雪降ってるからではないですか?」 確かにそうなのでした、リュート達が今いる場所は雪が降っていて、少し降り積もっている場所なのでした 「これからどうする?とりあえず」 「とりあえず町を探して、暖まりましょう?」 「そうですね、ちょっと寒いですし」 リュート達は、近くに町が無いか,探す事にしたのでした、数分後、探せば見つかるもんですね〜?リュート達は、町に到着した 「なんか簡単に見つかったな」 「まあいいじゃない、早速暖かい場所を探しましょう?」 「そうですね」 リュート達は、町の中に入りました ちなみに町の名前は、トロイトって言うらしいです 「中に入ったのはいいが、誰もいないな?」 「もしかして、無人の町?」 「無人では無いらしいですよ?ほら、家に明かりが灯っていますし」 「あ、ほんとだ、ちょっと尋ねて見るか」 リュート達は、明かりのついた家に入ろうとしました あの〜これって、不法侵入じゃないですか?捕まりますよ? 「ちゃんと、声、かけるぞ!すいません〜誰かいませんか〜?」 しかし、返事がありません、唯の屍のようだったとはいきませんが、明かりがついているのに、返事がありませんでした 「おかしいな?いる筈なのに」 「あ、あっちに窓があるわよ?そっから進入する?」 貴方は、何泥棒見たいな事を言ってるんですか? 「まあ中を覗いてみてみよう」 リュート達は、窓のほうに行って、部屋の中を覗いてみました 「・・・なんか倒れてる人がいるのだが、これは何かの病気かな」 「とりあえず助けましょうよ?まだ意識があるようですし」 リュート達は、勝手に人の家に入って、倒れている人を呼び覚ましました 「一体、何があったんですか?」 リュートがそう聞くと、男の人はこう言いました 「うう・・・地獄のような・・・感じだった・・・」 「地獄?一体どうしたの?」 「ん・・・所で、君達は?人の家に勝手に入ってきて、まさか泥棒か!?」 「違います、貴方が倒れてたので気になって、入ったんですよ?ところで、一体何があったんですか?」 「実は・・・」 男は語りだしました 「俺は、普通に読書をしていた、そして何か外から音楽が聞こえたのだ、気になって、窓を開けたとたん、すざましい程の怪音波が俺の耳を直撃して・・・あとは、覚えてない・・・」 「怪音波・・・?なんか、事件の匂いがするわね・・・」 「まさか、魔王の手下がこの町にやってきたのでは無いですか?」 「そうかも知れないな・・・とりあえず、探してみるか」 「もしかして、君達が怪音波の謎を解き明かしてくれるのか?」 「え?まあ、そうなるかと・・・」 「そうか、この町の為に頑張って欲しい、怪音波は外から聞こえたから外に出て、探しに行ってくれ」 こうして、リュート達は、怪音波の謎を解き明かす事になったのでした でも、本当に魔王の手下の仕業なんでしょ〜か?まあ、その謎は次回明らかになることでしょ〜 〜第二幕〜 さてさて前回、リュート達はトロイトと言う町に辿り着き、怪音波?で倒れていた男に話を聞いて、怪音波の発生源を調べる事にしたのでした 「怪音波って言ってたけど、どうする?」 「そうですね・・・辺りは一面銀世界ですし・・・人の姿一人も見えないんですけど」 「と、とにかくさっさと探して暖まりましょ!」 そう言って、町のあちこちを探索するのでした、そして数分後、一人の少女が現れた! 「何でモンスター見たいに言うのよ」 まあそれは置いといて、リュート達の前に一人の少女がいます、手に持ってるのは、何故かマイクでした 「あの〜ここで何を?」 リュートがそう言うと、彼女はこう答えました 「私はルミ、私は歌うのが物凄く大好きなの、でも他の皆は私の歌を聞いてくれないわ、何故だと思う?」 「さあ?そんな事言われたって、初対面だから判るはずないでしょ」 確かにそのとおりです、はい 初対面で相手の事が判るのなら、超能力者?って感じもしますし 「私が歌うと何故か「すまない用事を思い出した」とか、すぐにいなくなるか、寝ちゃうのよ?」 なんかだんだん理由が判って来たような気もしますね? 「だから丁度いいわ、貴方達私の歌、聴いてくれない?」 「え?どうする?」 「そうね・・・」 「別にいいんじゃないんですか?これも人助けなのかも知れませんし」 「そうだな・・・じゃあ、いいよ」 リュートがそう言うと、ルミは笑顔でこういいました 「ほんと!?ありがとう〜wじゃあ早速w」 ルミは、そういってマイクを持ち、すーと息を吸ってこういいました。 「♪・・・・・・・ボエエ〜〜〜ン!!!♪!!」 ルミが歌った瞬間、ルミを中心に波動が生まれ、衝撃波となって辺りに襲いかかります、あの〜これって?もしかして、やばいのでは? 「こ、これはきついぞ・・・意識をしっかいしないと、気絶する〜」 「そうですね・・・み、耳をふさいでも音が聞こえてます〜」 「私は誰〜?ここはどこ〜?そして何をやってる〜?」 一人壊れましたね、はい 彼女の歌は、五分ぐらい続いて、ようやく終わりました 「ふう・・・、ねえ?どうだった?」 「どうだったって・・・気絶する所だったぞ!」 「そうですよ・・・」 「っは!私は一体・・・」 どうやら元に戻ったみたいです、このままでもよかったのに・・・残念です 「ん?」 いえいえ、冗談ですよ どうやら怪音波の原因は、彼女の歌のせいみたいですね 「やっぱり・・・私・・・歌の才能ないのかな?」 そのとおりだと思います、はい 「何か他に原因があるんじゃないか?例えば、そのマイクとか」 「マイク?」 「そういえば町とかでも見かけないマイクね?それどうしたの?」 「これですか?これ、拾ったんですよ、使ってみたらまだ使えそうなので いっつも持ち歩いているんです」 「じゃあ、それを使わないで歌ってみれば?」 「う〜ん、やってみます」 ルミは、そう言って、マイクをリュートに渡すと声を出して、歌いだしました 「ららら〜るるる〜♪」 「耳が痛くならないですね」 「そうね、どうやら原因はマイクだったみたいね?」 「そのようだな」 彼女は歌い終わると、こう言いました 「皆、文句を言って来ないって事は・・・もしかして直りました!?」 「はい、原因はこのマイクです」 「そうですか、ありがとうございます!では、私は別の町に行って歌いに行きますので、そのマイクは差し上げます、では〜」 そう言って、ルミは去っていったのでした 「とりあえずこの町での怪音波はこれで解決だな?」 「そうね、ねえ?このマイク、武器として使えそうじゃない?」 「確かにそうですね?」 こうして、とりあえず武器?の超音波マイクをゲットしたのでした リュート達は、魔王の情報を町の人々に探偵みたいに聞き込みをしましたが結局何も得られず、町から出て行ったのでした 〜エピソード13に続く〜 |
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