フェアリーテイル 第7話 先輩後輩 |
作者: モモ 2009年08月29日(土) 14時36分27秒公開 ID:.YGsdf.9cjE |
こんにちは。野中唯です。 こないだの日曜日、一人で買い物に出かけたら、偶然幼馴染の日向に会いました。 そして今日、私のクラスになぜか日向が転入生として来ました。 なんで、私と同じ時期に引っ越したはずの人がここにいるんでしょう。 フェアリーテイル 第7話 先輩後輩 「なんで日向がいるの?」 「なんでって、唯が引っ越した後、僕はまたこっちに戻ってきたんだ」 「そうだったの」 いつのまに戻ってきたんだか… 「でも、なんで転入生なの?」 「それは、色々と事情がありまして」 なんかアヤシイ 「日向くん、こっちに来たんだー!なんかなつかしいなー」 「平沢じゃないか!」 「はるちゃん、日向のこと知ってるの?」 「うん!小学校の時、私のクラスに転入してきた子なんだ♪」 「平沢とは休み時間よく遊んだよな」 「そうそう。ドッチボールのときとか、私が投げたボールが日向くんの顔面にあたったりして、それで―」 そっか、そうだよね。 いないときなんだから、私の知らない人間関係があったっておかしくないのよね 「今日遊べるー?みんなでどっか遊びに行かない?」 「いーなー!先輩達もさそって。唯も行くよな?」 「うん!」 「じゃあ、決まり!放課後、香織ちゃんを説得してガーディアンの仕事をなくしてもらおう!」 ―放課後、ガールズガーデン 「みんなで遊びに行く?そんなのだめよ。夏休み明けで仕事がたくさんあるから。」 「えー、ケチー。せっかく日向くんも誘ったのにぃー」 「日向くん?」 「今日私のクラスに来たんだよー。だから遊ぼうと思ったの」 「そっかー、こっちにきたんだ。なつかしいわね」 みんな日向のこと知ってるんだ。 「ここ広いなー、なんかのカフェか?」 「日向くん!」 「先輩!」 「話は遥からきいたわ。こっちに転入してきたんだってね。」 「お久しぶりです。姫川先輩!千倉先輩!」 「わざわざ「先輩」なんてつけるひつようないわよ。友達でしょ?」 「そーそ、私なんか呼び捨ての時あるもん」 「遥はもうちょっと気を使いなさいっ」 「いたいー、ごめんなさいー。もう言いませんからー」 「さっきの話、日向くんがいるならしょうがないわね。」 「やったー!これで遊びにいけるぞー!」 「ただし、明日からちゃんと仕事するのよ」 「はーいっ」 「さて、どこ行きましょうか」 「私はカラオケがいーなー」 「こないだいけなかったお買い物にしましょう」 「僕はあそこに行きたいです」 〜いろいろ話し合った結果〜 「カラオケに行くんでいいわね。」 「それじゃあ行こー!」 |
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