ジュエルプリンセスFlash 第5話 歪んだ関係
作者: 夏姫 みの  [Home]   2009年09月23日(水) 15時26分08秒公開   ID:I3pQytENAQc
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日向ひなたくん。とりあえず、このことは保留で。でも……



早めに解決をしないとですわ」




 桃奈ももなはそう言った後、まだ温かい紅茶を飲み干す。そして、立ち上がる。

「来てくれてありがと。わざわざごめん」
「……いえ。でも、電話で私は言いましたわ。「これは貴方のこと」だからと。では、また明日。学校で」
「ああ」

桃奈はようの家を出て行った。

「さて、片付けっと」

陽はティーカップを片付けた。








「日向くん、結果が良くなるか悪くなるかは貴方しだいなのよ……」



桃奈は一人つぶやいた。




















☆     ☆     ☆


























鳴課なるか……ちゃん」

 その頃、叶氣かなきはベットに横になっていた。そして、考え事をしていた。




「鳴課ちゃんに気をつけて……!!」




どうして気をつけないといけないの? 友達なのに? どうして……?
叶氣の頭の中は疑問だらけだった。

「これ以上、考えても仕方が無いかな?」

叶氣は一人つぶやく。そして、パワージュエルを手に取った。





――私は宝石の姫様ジュエルプリンセス










狙われても仕方が無いのかな?










まるでどこかの童話ものがたりみたいに。







「……なーんて考えても何も起きないわけだし。さてと、宿題やろっと」






 叶氣はパワージュエルを机に置き、宿題をやり始めた。だが、その時の叶氣も鳴課のことで疑問だらけだった。


















鳴課ちゃん――……









⇒To Be Continued...

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