愛と友情の奮闘記!!1 |
作者: 夏喜 2009年09月30日(水) 21時05分22秒公開 ID:ov6RKaAr3rc |
私:ブツブツ・・・。 なんで?なんでこうなっちゃったの? なんか私、体育館の真ん中で女の子二人の囲まれて何かやってる・・・ そう・・・ 私は今呪文を唱えているんだ 私:天使の仮面を付けし悪魔よ。我の願い、聞き届けたまえ・・・。 外は雨 雷も鳴っている ってかこんな暗い感じの所にいたくなのに・・・ 全部あいつのせいのはずなのに・・・ もうっ! 何で私、引き受けちゃったんだろ・・・ 〜3時間前〜 帰りのホームルームが終了して 私はもう帰る気満々だった(帰宅部なので) しかし・・・ あいつ:おい、風上! な、何よ・・・ 私の名前は 風上 影美(かざかみ えみ) 影美:何? あいつ:相談があってさ。良いか? 妙に改まっちゃって・・・ 嫌な予感・・・ あいつは私に耳打ちする あいつ:体育館に来い。(ぼそっ) それで今こんな状況 先輩のお姉様方になんか・・・ 先輩:あなたがこれを読んでくれる人?お願いね!」 と言われ、ワケのわからぬまま紙を持たされ今読んでいる・・・ 影美:クイン、アバド、ロス、我に力を! なーんか振り付けまで書いてあって・・・けっこー本格的なの 影美「レイルブレードケインドラッシュ!」 な、長い! ってかこの呪文を言って何の意味が・・・? カッ! 最後の言葉を言った瞬間体育館が突然光に包まれた 影美:なっ・・・! 光でもう何も見えない! 影美「なんなのよー!! 私はこれで13歳と10ヶ月の人生を終わらせてしまうの? 全部!ぜーんぶ!あいつのせいなのに!!! (誰のせいだって・・・?) 影美:だから!九十九 勇人(つづら はやと)のせいだっ・・・・て・・・? 目の前に本人がいる 影美:あ・・・あぅ・・・・・ 白い光のせいで周りは何も見えないのに あいつだけははっきり見える・・・ (当たり前だろ?お前の前にいるんだから。) 私の前に?意味わかんない・・・ ・・・って、何で私の思ってることがわかるの!? (それは俺とお前は繋がってるからだよ。) 繋がってるぅ? (お前の構造のおかしい脳みそでもわかるように説明してやるよ。) むかっ!!! 何?何よ!何なのよ!! (そんなに怒るなって・・・。) 怒るわよ! (説明するからまず聞けよ。) 私はあいつを思いっきり睨みつけた (・・・まず、繋がっているとは精神のことだ。) 精神・・・? (わかりやすく言えば心がわかるんだよ。) ある意味犯罪よね? (失敬な!) だって心がわかるんだよ?プライバシーの侵害です! (例えばだよ。後精神が繋がっているから俺が死んだらお前も死ぬ。) ・・・・・・・・・・・・・はぁ? (そしてお前が死んだら俺も死ぬ。) 離れてるけど一心同体ってこと? (まぁそうだ。) ・・・・・・・・・ 沈黙 なななななんであんたと繋がるのよ! (それは後で説明する。だから今は普通に過ごせ。) ふ、普通に過ごせって? (死ぬなよってこと。) なるほど・・・ ・・・シュン 私は元の体育館に戻っていた 先輩達はいなかった 影美;あれ? 影美は辺りを見回す (どうだ?実感は湧いたか?) 結構近くに顔があった 気配がなさすぎる・・・ (あぁ後お前に言っておくけど・・・) 先生:こら!お前体育館で何をしているんだ! 先生が来た 影美:先生、こいつと私って何か変わりましたか? 精神が繋がって顔とか変わってないよね・・・? 先生:こいつって? 影美:へ? 影美は勇人を指差す 先生:どこ指してんだ?まさか霊と交信中か? 影美:! 直感した こいつは・・・ (俺はお前以外には見えない。) あいつが私の後ろで言う 私は体に冷たい水のような物が流れる感じがした 先生:早めに帰れよ。 先生は私を馬鹿にしたような目で見てから体育館から去ってしまった (・・・ま、これも何かの縁だ。) あいつは私の肩をポンと叩いた 影美:まさか・・・一生解除できないとか・・・・・? 私は絶望した目であいつを見た (うん。) キッパリ・・・ 影美:ちょっとぉーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!! 今思えば私の声は結構学校に響いたと思う・・・ |
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