絶対零度の女王 |
作者: 栞 2009年10月04日(日) 20時10分22秒公開 ID:ov6RKaAr3rc |
(4) 澪「どういう関係って・・・先生と生徒でしょ?」 優「・・・・・そうか。」 なんなのさ! 優「いや・・・なんか気になって・・・。」 優は私をまた見た キーンコーンカーンコーン♪ チャイムが鳴る 澪「行かないと・・・。」 優「お前ってさ、何で笑わないの?」 澪「は?」 優「俺、お前が笑ってるの見たことない。」 澪「笑う・・・・ねぇ・・・・。」 優「考えたことないのか?」 澪「まぁ・・・・・。じゃあ、何かおもしろいことして。」 優「は?」 澪「おもしろいことすれば人は笑うんでしょ?だからおもしろいこと。」 優「おもしろいこと・・・・・。」 優「・・・クス。」 澪「!」 優「おもしろいな、お前。」 澪「いや、あんたがおもしろくても意味が・・・・・。」 優「笑えよ。実はけっこーおもしろいんだろ?・・・おら。」 優は私の頬をブニッとつかんできた 優「あはっ!ブッサイクー!」 優が笑うとこ・・・・始めて見た・・・ 澪「プッ・・・・アハハ・・・。」 澪「アハハハハハ!」 私は久々の頬の上がる感じがすごく懐かしかった 優「お!」 澪「笑えって言ったから笑ってやったんだよ。」 私はすぐに顔を戻す 優「でも、今の方が可愛いと俺は思う・・・・。」 澪「なら、もうちょっと笑ってみるよ。」 私はまた『笑う』ということをやってみせた |
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