木漏れ日の神話=対戦@=11
作者: 月詠   2009年10月18日(日) 21時07分56秒公開   ID:ov6RKaAr3rc




私はキリアン軍が攻めてきている城の外へ立つ



戦争を止めるなんて大口叩いちゃった・・・





でも私はこれでいいと思ってる・・・





私は自分で頬を叩いた


「戦争をっ!止めますっ!」






「柳!無理すんなよ!」



後ろに樹がついてる



「大丈夫!そのために魔法を習ったんでしょ!?」





























鴉「あれは・・・。」




燕「知り合いかいな?あの女の子と。」



鴉「顔を知っているだけだ。」



鴉(しかし・・・なぜ城の外に?)









私は思いっきり息を吸った



「この軍を蹴散らせばいいんでしょ?」


「ああ。力を増幅する魔法は俺がしてやる。」



「おねがいっ!」



私は体にあるすべての力を手に込めた



「全部出し切っちゃうよぉ!!」




「柳っ!風を想像しろ!!」


「風ね!」





私は風を想像した



辺りに風が巻き起こる



けど、そよ風程度・・・





「誰がこんなよえぇ風起こせって言った!!!」



「仕方ないじゃん!今竜巻でも起こすよ!」





私は渦巻いている感じを想像した



そこに大きな竜巻ができる



「蹴散らせ!!!」




キリアン軍は竜巻に上げられ城から離れていく






雀「ふぅん・・・。ここは僕が行こうか?」



鴉「いや、お前の毒は風で飛ばされる。ここは俺の炎で・・・。」




鷹「え?炎も風で消されるんじゃないの?」



燕「やっぱ風には風や!俺に任しときぃ!!」




燕が下りた



「!・・・誰?」




燕「初めまして。鴉様の側近の一人、燕と申しますぅ。」



「鴉!?」






私はこの前の男を思い出した




燕「知ってるんかいな?」




「鴉ってあの黒くてスラッとしたあの偉そうな男?」



燕「やっぱり・・・。」




「ん?」


燕「鴉様が知ってるって言ってたんや。」




「へぇ〜。『様』ってことは相当な身分な感じ?」









「柳!!伏せろ!!」




「え!?」






樹が剣を持って燕に斬りかかった



燕はそれをスラリと交わす



燕「ええ太刀しとるやないかい!ここの兵士かいな?」









「カナリア国護衛隊長!!瑠璃空 樹!!!」



























瑠璃空・・・・!!!?












それが樹の苗字・・・





聞いたことがあるのは気のせい?







気のせいじゃない・・・


とても懐かしい・・・
















―瑠璃っち!―


















「樹!あんたっ・・・!」





「がっっ・・・!」


樹は倒れた



燕「カマイタチは初めてかいな?」



「樹っ!!!」












■作者からのメッセージ
一応世界は違うけど苗字はありますよ〜^^

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