ロストハンター〜第二幕〜 |
作者: レイド 2009年11月10日(火) 12時46分15秒公開 ID:LjOpF6jSo/I |
レイト達は、プラチナソードをGETして港町アルフィードに戻ったのであった。 〜ロストハンター〜ハルメリア王国編〜 「さて、次のロストアイテムだが・・・」 「今度は何処へ行くの?」 「ハルメリア王国に行こうと思うんだが」 「え?」 ユーリアは、驚いていた。 「どうした?ユーリア」 「いや、ちょっと・・・」 ユーリアは、行きたくなさそうな顔をしているがレイトは、気がつかなかった。 結局、ハルメリア王国に行く事になったのであった。 ハルメリア王国 ハルメリア王国は、アルフィードから南の位置にありハルメリア町の中心に、白城があるのであった。 「ここが、ハルメリア王国か」 「あ〜あ、やっぱり来ちゃった・・・」 「どうしたんだ?ユーリア、何か不満そうだな?」 「不満よ!この国には来たくなかったのに・・・」 「そうなのか、まあ来たからにはロストアイテムの情報を探す訳だが・・・」 「あ、私は別行動取るね?さいなら〜w」 そう言って、ユーリアはレイトの側からいなくなった。 「何だ?あいつ?ま、いいか」 「あの・・・」 レイトに話しかけて来る者がいた。 「はい?」 レイトが振り向くと、そこには王冠を被った一人の女性がいた、よく見てみるとユーリアに少し似ている。 「さっき、ここに一人の女の子がいませんでしたか?」 「あ、はい、いましたが?それが何か?」 「あの、その方の名前は?」 「ユーリア・ハルメリアですけど」 「やっぱり!あの子・・・帰って来たのね!早速探さなくちゃ!あの、教えてくれてありがとうございます」 「あの・・・貴方誰なんですか?」 「あ、申し遅れました、私はユーリアの母のマリア・ハルメリアです、以後お見知りおきを、それで、貴方は?」 「俺は、レイト・サージェントです」 「ではレイト、私の娘、ユーリアとはどういう関係ですか?」 「どういうって、普通の旅仲間ですよ」 「良かった・・・もしかしたらと思ったんです、貴方がユーリアを奴隷のようにこき使って、逃げようとしても逃げられないような魔法とかかけて、一生奴隷としてこき使ってるんじゃないかと、心配で心配で・・・」 「何ですか・・・・その考えは・・・」 「でも、あの子に何もしてないと言う事は、貴方は結構優しいんですね私だったら・・・おっと、ユーリアを探すのでした、では、レイト、さようなら」 そう言って、マリアは去っていた。 「何かえらく変な人だったな・・・ん?マリア・ハルメリア・・・で、ここは・・・ハルメリア王国、まさか、ユーリア!王女って事か!?」 レイトは、そう気がついてびっくりしているのであった。 一方その頃、ユーリアはと言うと。 「だからこの国には、来たくなかったのに・・・って、やば!」 ユーリアは、逃げ回っているのであった・・・。 〜2〜 レイト達は、ハルメリア王国の中にいる。 そして、レイトは、ユーリアが皇女だって事を始めて知ったのであった・・・ レイトは、とりあえずユーリアの事を探す事にした。 探し回っているうちに、ユーリアを発見して話しかける。 「おい、ユーリア、お前、王女だったのか?」 「別に隠してた訳じゃ無いわよ、聞かなかったじゃない?」 「何で旅してるんだ」 「そ、それは・・・」 ユーリアは、何か言いたく無さそうな顔をする。 どうやら、過去に何かあるようである。 「まあ、話したくなければそれでいい、ところでお前は、これからどうするんだ?」 「どうするって、決まってるじゃない、私もロストハンターになるって決めたから、レイトと一緒についてくわ?」 「母親が探していたぞ?逢わないのか?」 「逢いたくも無いわよ!だって・・・私のお母さんって・・・重度の妄想壁があるんですもの!」 「確かに・・・そんな感じだな・・話してて、そう思ったし」 「あ、見つけたわよwユーリアちゃん」 「げ・・・」 ユーリアは、硬直した。 マリアが、ユーリアの所にやって来る。 「突然家出しちゃって心配したわよ〜、何で家出なんかしたの?」 「だって・・・お母さんが、私の話なんか聞かないで、色々きめちゃうからでしょ」 「そう?私は思った事を言うだけなんだけど・・・まあ、帰って来て嬉しいわwさあ、帰りましょう」 「嫌よ・・・私は、レイトと旅する事に決めたから家には、帰らないわ」 「そうなの?レイトさん」 「え?ええ、まあそういう事です」 「そっか・・・そこまで二人の関係が進んでいたのね・・・これはオメデタの日も近いのかしら・・・てことはお婆さんになるって事?あ、でも・・・そういうのも呼ばれてみたいかも・・・w」 「おいおい・・・」 「こういうお母さんだから、家にいるの嫌なのよ・・・」 「では、レイトさん、娘をよろしくお願いいたしますね?くれぐれも!娘を泣かせるような真似だけはしないでくださいね?もし泣かせたら・・・私のあらゆる手段を使って、貴方を苦しめる事にしますから」 「え?ええ、解りました」 「ちょっとお母さん、何言ってるのよ!?」 「まあまあ怒らないの、じゃあ私は家に戻るわね?さよなら〜」 そう言って、マリアは離れて行った。 「と、とりあえず、これでよかったのか?」 「いいのよ・・・」 結局、ロストアイテムの情報を得られないまま。 レイトは、ユーリアを連れて、ハルメリア王国から離れる事にしたのであった・・・。 〜ハルメリア王国編終〜 〜スノータウン編〜1〜 レイト達は、ハルメリア王国から出て行く。 そして、何所に向かうか決めようとしていたのであった 「よし、次は・・・ここに行こうと思うんだが?」 「こ、ここにロストアイテムがあるの?」 「さあ解らんが、行ってみる価値はありそうだ」 レイトがそう言う、ユーリアは ちょっと考えて、こう言ったのであった。 「・・・解ったわ、じゃあ行きましょう」 「よし、行くぞ、目指すはスノータウンだ」 こうして、レイト達は、スノータウンという町に行く事にしたのであった。 スノータウン ここ、スノータウンは、ほとんど雪が降り積もっていて物凄く寒い場所でもある、屋根には雪がかぶっていて銀世界を思わせるような雰囲気でもあった。 「さ、寒い〜!暖かい物が食べたいし飲みたい〜!」 ユーリアは、そう言う。 この町の平均気温がとても低いので、防寒着を着ないと寒く感じるのであった。 「それぐらい我慢できないのか?」 「何よ!レイトはあったかそうな服装じゃない?私は、寒いんだか・・・ら・・・息が白い〜〜〜!」 「しょうがないな」 レイトは、着ていた服を脱ぐと、ユーリアに渡す。 「これで少しは寒さをしのげるだろう」 「あ、ありがと、レイトは寒くないの?」 「俺は大丈夫だ、色々な所へ旅してるからな?気温の変化には慣れている」 「そうなんだ」 「さてと、まずここに来て、やる事と言えばだがまず防寒着でも買っとくか?」 「そうするそうする!寒くてやってらんないし!」 「解った」 レイト達は、防寒着を買う為に、服屋に入る。 服屋に入って、服を選んでいると、レイトに話しかけて来る者がいた。 「あら?レイト、久しぶりじゃない、こんな場所に来てどうしたの?」 話しかけて来たのは、茶髪の短髪に藍色の瞳をしていて腰に二丁の銃を装備している、女性であった。 「ん、久しぶりだな、そう言えば、何年ぶりだ?」 「ねえ、誰なの?その人、もしかしてレイトの彼女だった人?」 「彼女?あっはは、そうだったら面白いわね〜?貴方どっかで見た事あるような気もするけど、誰なの?レイトと旅をしてるなんてね?」 「私は、ユーリア・ハルメリアです、貴方は?」 「私はサーシャ・レートよ?よろしくね?ところで最初の質問がまだだったけど、レイトは何しにここに来たの?」 「この町にロストアイテムがあるとハルメリア王国で聞いたからな?サーシャ、何かそう言う話、知ってるか?」 「そうね・・・?お代はちょっち高いわよ?それでいい?」 「それは大丈夫だ」 「ね、ねえレイト、この人って何なの?」 「情報屋だ、金を渡して知りたい情報を教えてくれるんだ」 「ふ〜ん、そうなんだ」 「確か、この町には、スノークリスタルって言う物があるらしいのよ?それも、いくつかね?まあ何個あるかは解らないけど、それは何故出来たのか?科学者でも解らないって言うわ、あの、ヴァルト・アーウインもこの町で見かけたわ」 「ヴァルトを知ってるの?」 「ええ、有名よ?欲しい物なら手段を選ばない卑劣な男ってね?」 「ヴァルトがこの町にいるのね?じゃあ仕返しが出来そうね?」 「何かあの子、目がマジ何だけど、なんかあったの?レイト」 「まあ、色々とあったからな、ヴァルトとは」 「ふ〜ん、じゃあ私は買いたい物は買ったし、もう行くわね?それじゃ、またどっかで会いましょう」 そう言って、サーシャは店から出て行った。 レイト達は、防寒着を買って、店から出たのであった・・・ 〜2〜 レイト達は、サーシャの情報を頼りにスノークリスタルを、探す事にしたのであった 「スノークリスタル、何所にあるかだな?」 「そうね〜、とりあえず色々掘って見たら見つかるんじゃないかな?」 「そう簡単に見つかる訳無いと思うのだがな?」 レイトは、そう言う。 確かに、雪が降り積もっていて、そう簡単には見つけられそうにも無かった。 「じゃあ、どうする?レイト?」 「そうだな・・・適当に掘っても、見つかりはしないからなとりあえず、ヴァルトを探すぞ?この町にいるみたいだし奴なら、スノークリスタルの在り処が、解りそうだしな?」 「そうね・・・このまま探しても、見つかりそうに無いしね?」 レイト達は、そう決めて、ヴァルトを探す事にしたのであった。 そして、数十分後、町外れにて 「ふむ・・・ここにありそうですね?」 町外れの小さな公園、この場所にヴァルトが何かを探している。 それをレイト達が、見つけたのであった。 「あ〜見つけた!ヴァルト!あの時の仕返し!きっちりつけさせて貰うわよ!」 「見つけたぞ!ヴァルト!」 「む・・・やれやれ、貴方達でしたかそう無駄に叫ぶと、凍えますよ?ここは雪が降り積もっていますからな?」 「そんなの関係ないわ!私を操った罪、受けて貰うわよ!はあああ!」 ユーリアは、ヴァルトに向かって突っ込みました 「空刃断罪拳!(くうはだんざいけん)」 ユーリアは、自己流の武術でヴァルトに襲い掛かる。 「無駄ですね、我が法術の力、我を守れ!バリジャンティス!」 「え?」 「あ、あの呪文は、法術の絶対障壁!ユーリア!攻撃をやめるんだ!」 「何か解らないけど、危なそうだわ・・・」 ユーリアは、ヴァルトに攻撃する前に、突っ込むのをやめた 。 「よく絶対障壁と解りましたね?この術は、あらゆる武術を跳ね返す呪文 もし、貴方が攻撃をしていれば、無事ではすまないでしたよ」 「く、じゃあどうすれば・・・そうだレイト!魔術は?」 「いや、魔術なんか使ったら、こっちもただじゃ済まされん、よくて、相打ちだ」 「じゃあ、どうすれば・・・」 「どうするって、それは、私の邪魔をしないで頂きたいですね?この地面の下に、ロストアイテム、スノークリスタルが埋まってるのですから」 「やっぱり、そこにあるのか、スノークリスタルが」 「どうすればいい?レイト、これじゃスノークリスタルGET出来ないわよ?」 「そうだな・・・」 レイト達が、悩んでいると、声がした。 「ねえ?助けてあげよ〜か?」 「サーシャか、そうだな・・・ここは、サーシャに任せる、頼んだぞ?」 「了解、じゃあ見ててね?」 「サーシャさん?一体何を?」 「まあ、見てて」 サーシャは、腰に装着していた二丁の拳銃を手にするとヴァルト目掛けて、構えた 「おや?貴方は?もしかして、私に攻撃するつもりかな?私には、絶対障壁があるのですよ?」 「そう思いたければそう思うがいいわ?けどね?私の銃は、止められはしない!唸れ!ライトニング・バースト!」 サーシャの持っていた二丁の拳銃から、弾丸が発射される。 弾丸は、一直線に伸び、ヴァルトに障壁にぶつかる。 「私の障壁が、破られるはずは・・・何だと!」 「私の弾には、法力も受けつけないわよ、覚えてなさい」 「ぐはああああ!」 ヴァルトの障壁が崩れて、弾丸はヴァルトに直撃する。 ヴァルトは、数十メートル吹っ飛び、そして立ち上がる。 「く、なかなかやりますね?おや?・・・・私は、これで立ち去ります、目的の物はGETしましたから、では」 そう言って、ヴァルトは、いなくなった。 「はい、これでスノークリスタルは・・・あら?」 「スノークリスタルって、いっぱいあるのね・・・」 「そうだな・・・」 その場には、水色に輝く宝石がたくさんあった。 これが、スノークリスタルと思われる。 「どうする?レイト、全部持っていく?」 「いや、全部持っていても、意味が無いだろ、重そうだしなそれぞれ一つずづでいい」 「あいあいさ〜」 「またその掛け声か・・・それより、サンキューな、サーシャ」 「いいのよ、別に?じゃあ私はいくわね?それじゃまた何処かであったら、会いましょう」 そう言って、サーシャは去っていった。 「まあ何はともあれ、ヴァルトが探していたのだからこれはロストアイテムに間違いはないだろう、これでスノークリスタルはGETだな」 「そうねwじゃあ、次のロストアイテムにレッツゴーw」 「おいおい・・・」 こうして、レイト達は、次のロストアイテム探しに行く事にしたのであった。 続 |
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