BAT〜アルミンの心〜
作者: クリカ   2009年11月16日(月) 22時32分11秒公開   ID:Ee3yYWMigJ6



「ここが・・・屋敷です・・・・。」



慶とリアラとワッチとなぜかアルミンまで屋敷の前に立った



「みんな、気を抜くな。神経を張り詰めろ。」



リアラを先頭に入っていった



そこには早くも階段が・・・



「上がれってさ。」


ワッチは笑う


「よしっ!入るときはあたしが先頭だったから、次ワッチね。」


「はっ!?」


ワッチはリアラに背中を押され無理矢理登らされる



「上がった瞬間にドカーンときそうだな・・・・。」


ワッチは顔を引きつらせた


階段を登りきった


次にも階段があった


「次は慶な。」


ワッチは慶と交換する


「俺、何の力もないのに何で前なんですかっ!?」


慶はワッチとリアラに背中を押され登っていく


登りきった



そして見てみるとその先に光るものが・・・



「あれは・・・・!」


アルミンが先頭に立った


「お姉様の心だわ!」


アルミンは走っていく


「馬鹿っ!不用意に走るな!」


リアラはもう礼儀なんて忘れてます


アルミンが光に触れようとしたときアルミンはやっと止まった



なぜか触ることに躊躇している



「・・・?」



アルミンはある記憶を思い出す


















『ジャスミン王女の心が奪われただと!?一刻も早く取り戻せ!』


『多額の賞金を賭けてでも構わない!!』










みんなはお姉様を取り囲む


私のことなど
心の中にも入ってはいなかった



お姉様の心が失われて3年・・・


私は13歳になり

お姉様は20になる



ほとんどお姉様に近づく人もいなくなった



でもみんなの心にあるのはお姉様だけ・・・










―うらやましいっ!―
























「触れれぬ理由があるのならば、あたしが触れる。」


リアラが光に触れようとしたとき・・・






ザシュッ!!






「・・・っっ!!?」



リアラは寸でのところで交わした




「誰だ!!!」



リアラが問いかける





途端に笑い声が聞こえる




「待ってたよ、同志。」




「お前・・・!」



慶も見覚えのある顔・・・




クルーだった



「アスクリダ・・・・!」



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