私のスクールデイズ 第9話 ヤンデレ少年とクールな少年 | |
作者: モモ 2009年11月17日(火) 19時41分43秒公開 ID:.YGsdf.9cjE | |
そういえば…、 あの日、 流生くんは楠木杏さんという方の告白を断った。 そして、菜摘ちゃんと流生くんは幼馴染で、 私は4月に知り合っただたのクラスメイトで… 私のことは当然意識してないはず……。 なによ、それじゃあ私が、流生くんのことを好きみたいになっちゃうじゃない! もう、・・・遅いから寝よう。 一人で色々考えた後、読んでいた本を置いて布団をかぶった。 「おはよー!」 「おはようございます」 靴箱で靴を履き替えていると 「ねえねぇ、流生くんがまた告白されたってしってる?」 「え?」 なぜそのことを奈々ちゃんが 「流生くん、断ったんだってー。よかったね!」 「どういうことでしょうか?」 「だから、流生くんが告白を断ったってこと!」 「それはわかるんですが、よかったねとは…」 「もぅ、結ちゃんは、鈍感だね☆」 「はあ…」 昨日、あんなことを考えていたけど、意外と気がついていない。 「つまりね、単刀直入に言うけど、」 「なんでしょう」 「その杏ちゃんとか、菜摘ちゃんとか、私に取られちゃうよってこと!!」 ―キーンコーンカーンコーン 「あっ、チャイムなったよ!いこ!」 奈々はそういうと急いで教室に向かっていった。 「取られちゃう、ですか…」 そのことをボケーっとしながら考えていたら、前に流生がいた。 「流生くん、おはよう…」 声をかけようと駆け寄ると、流生の前に菜摘がいる。 「こないだはごめんねー。心配かけちゃって。」 「べつにお前の心配なんかしてねーよ」 「またまたー、照れちゃって!ホントは思ってたんでしょ?」 菜摘ちゃんと話してる流生くん楽しそう 菜摘ちゃんもすごく幸せそう… ポタッ 結の足元に一滴の水滴が落ちた。 何で私泣いてるのかしら… もう教室いかなきゃ。 ⇒To Be Continued... |
|
■一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集 |