ルーチェ・フィーロ #17♪見えない悪意 | |
作者: 南田 恵理 2009年12月13日(日) 20時32分32秒公開 ID:Ee3yYWMigJ6 | |
変な男「・・・・・。」 帽子をかぶった変な格好をした男が商店街を歩く そして男は呟いた 変な男「・・・ここも同じか。まったく腐っている・・・。」 タッ タッ タッ 変な男「仕方ない。この町から出るか。」 タッ タッ タッ 変な男「ん?」 シャディ「死ねえええぇええええええ!!!」 変な男「!!!??」 変な男の視線の先には剣を振り回す少女の姿があった そして少女の視線の先には何やら【飛ぶ何か】があった 変な男「虫?」 シャディ「ぎゃあああああああ!」 少女は虫に向かって剣を振り回し続ける 言っておくがここは商店街である しかしみんな気にはするも止めようとはしない 変な男「なんで・・・?」 男は少女の服を見てみる シンプルな軍服を少女は着ていた 変な男「・・・ルーチェ・フィーロか。」 シャディ「うっ・・・・!きゃあぁ!!」 変な男「ん?・・・おっ!」 変な男の元へ少女は突っ込んでいく ドタッ!!! 男と少女は倒れこむ (さて・・・ここからシャディ目線へ・・・・) いったーい!! 昔から虫は苦手なんだよね〜・・・ アノンからもらった護身用の剣を持っててよかった 変な男「・・・・はよ、どけ。(早く、どけろ)」 シャディ「はっ!ごごごめんなさい!!」 私は変な格好をした男から離れた ・・・うわ、男の人だぁ・・・・ 怒ってる? 変な男「・・・君はルーチェ・フィーロ?」 シャディ「・・・・あ、はい。」 変な男「・・・こんな商店街に何しにきてんの?」 シャディ「買い物ですっ!」 変な男「・・・・・・。ルーチェ・フィーロとあろう者が?」 シャディ「・・・『あろう者が』って。そんな目で見て欲しくないな。」 変な男「なぜ?」 シャディ「・・・そういうの、嫌なんです。普通がいいんです。」 変な男「・・・・・・変わってるね、君。地位はいらないと?」 シャディ「うん。」 変な男「ふぅん・・・。気に入った。君、名前は?」 シャディ「シャディ。」 変な男「そう。俺はエルメス。世界を変える男だよん♪」 シャディ「じゃあエルメス。その服装、どうにかしたら?」 エルメス「俺はこれがいいの!」 変わってる奴・・・ エルメス「じゃあ、また会えるといいな。」 シャディ「そうですね。できれば・・・ですが。」 ⇒To Be Continued... |
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