友のために麗羽は生きる(]W)
作者: 美月   2010年01月20日(水) 20時41分59秒公開   ID:ov6RKaAr3rc





暗い中・・・
声がする




「お前、以外にかわいいな・・・。」


聞こえるのは誰かの男のような声



「冗談言わないで。」



もう一人の声は麗羽







(何やってんだ?)



桜は闇の中、声だけを聞いていた





「おい、そんな顔で見るな。理性が抑えきれなくなる。」



そうしてトサッと音がした




「ちょっ・・・!押し倒さないでよ・・・・。」



(は!??)



「いいじゃねぇか。・・・キスしていい?」



(何言ってんだ、こいつ・・・!)




「ダメに決まってるじゃん!」




必死にもがく音が聞こえる




「逃がさねぇよ・・・。」



「ちょっ・・・・んぅ!」



(おい・・・・・!!!!)







そして音がなくなる





(おい・・・キス時間長くないか?)





世界が渦巻く




(おい、待てよ!なんで麗羽にキスなんか・・・!つーかっ!!)





桜は渦巻く闇に手を伸ばす




























「誰に断って
  


   手ぇ出してんだああああああ!!!!」









「・・・・は!」



桜は起きた




朝だった





右隣のベッドにはかわいい寝息をたてる麗羽と


左隣のベッドには寝相が良い一人がいた





「夢・・・・?」





桜はまたベッドにうずくまる






桜は今気づいた




(やべー・・・。なんだ?この嫉妬感・・・・。)



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