スカイボーン〜天空の落とし子〜六〜 |
作者: ヘレン 2010年01月26日(火) 21時53分27秒公開 ID:ov6RKaAr3rc |
―お前は人の感情を操ることができる― 最初に気づいたというか言ってきたのは兄だった 俺が盗賊団に入る前 兄と一緒にまだ旅をしていたときのことだった 「そうなの?」 俺は言い返した 俺もその時は知らないうちに【力】を使っていたから・・・ 「それは俺とお前のだけの秘密な。」 兄はそういってよく頭をなでていた ちなみに当時の俺の年齢は12歳 そろそろ反抗期・・・ でも頭をなでていた でも俺もそんなに悪い気持ちはしなかった (ちなみに兄の年齢は18歳だ) 色んなことがあってキャモンのいる盗賊団に入った それからだった・・・ 兄が「人を信じるな。」と言ってきたのは そして兄は・・・・ 俺を裏切り消えた・・・ ―・・・ラ― ―・・テラ― ―・・・テラってば― 「テラァア!!!!」 「ヴァップッッ!!!!??」 あれ?俺、今変な言葉を発していなかったか!? ・・・どうやらボーっとしていたらしい 「しっかりしろ!新しい町に着いたぞ?」 「へ?」 元いた町より綺麗だった 「ここはな、経済成長が半端ない町だ。特許持ってる奴もたくさんいるのよ?」 シャラは俺のマスクを触る 顔、近い・・・ チャキ・・・・・ あれ?なんか今 刀を抜く音が・・・・・? 音のするほうを見ると ド、ドクソン・・・・・ ドクソンが『下手な真似したら殺す』というような目で見つめている 「・・・なんだよ。」 俺はシャラの顔を遠ざける 「・・・新型のマスクを買いに行くのよ♪」 「新型のマスク??」 |
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