チビドロ |
作者: 冷夏 2010年03月16日(火) 21時21分14秒公開 ID:ov6RKaAr3rc |
=7= 無駄なテスト勉強 <日向光 目線> 「おーい、お前等ー!今度テストだぞー!」 帰りのホームルームに言われた一言・・・。 それはクラスを静寂に包む。(一部以外) ・・・テスト? 〜〜〜〜☆〜〜〜〜★〜〜〜〜☆〜〜〜〜★〜〜〜〜 「おい、光。テストの答案を職員室から盗め。」 「無理だよ!?」 僕は今日、麗と霧哉と綾と一緒に帰っている。 「それにしても綾はいいな〜。僕達なんかよりずーっと頭がいいんだから!」 「えっ?//////」 僕がそう言うと綾は顔を赤らめた。 「なんで照れてんだ?」 霧哉は僕の言いたいことをズバッと綾に突っ込んでくれた。 「・・・そういえば、生徒会メンバーで生徒会室で勉強会があるの。一緒にやる?」 綾は提案を切り出した。 「いいね〜!ってかいいの?」 僕は綾に笑顔を向ける。 すると綾はさらに顔を赤らめた。 「う、うん・・・。会長に聞いてみるね。」 「よろしくね!綾!」 〜〜〜〜☆〜〜〜〜★〜〜〜〜☆〜〜〜〜★〜〜〜〜 「あん?光達と勉強会?」 会長:澤井翔平は机にひじをついて綾に聞き返す。 「はい。ぜひ勉強したいって。」 そのやり取りを聞いていた未来とアスマは寄ってきた。 「え〜?光達って、光君と霧哉君がいるってことですか〜?」 「後、あのいつも怖い女の子♪」 未来が頬を手で覆う。 「光君は可愛くて、霧哉君はかっこいいって有名だよね〜。」 「そういう人と一緒にいると目の敵にはなんないんすか?」 綾は戸惑う。 「目の敵には・・・。っていうか、人気あるんですね、光君。」 その言葉に生徒会の全員が綾を見た。 「光君・・・だけ?」 未来は静かに言った。 「え?・・・あっ。霧哉君も・・・。」 あわてたように綾は訂正した。 そして生徒会の全員はすべてを察した。 「ああ・・・。光ね。うん、人気はあるな。」 会長は空気を読んだ。 すごく空気が張り詰めた瞬間だった。 「いいぜ。勉強会ならな。」 会長は許しを出した。 〜〜〜〜☆〜〜〜〜★〜〜〜〜☆〜〜〜〜★〜〜〜〜 「わからん・・・。」←光 「ちっ・・・。」←麗 「ふぁ〜・・・。」←霧哉 「・・・ブツブツ。」←綾 「・・・面倒臭ぇな〜。」←会長 「これ終わったらどこ行こうかな〜。」←未来 「チャットで待ち合わせしてんのは・・・。」←アスマ 「・・・う〜。」←ニラ すごくバラバラな勉強会になりましたとさ♪ ってかホントにわかんないよ・・・。 勉強会ってみんなでワイワイして 教えあうものじゃないのかな・・・? これじゃあイメージと違うよ・・・。 近づくテスト。 僕達の運命やいかに!? ・・・なんて大げさか。(笑) |
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