ジュエルプリンセスMiracle 第2話 生徒会新メンバー?!
作者: 夏姫 みの  [Home]   2010年01月04日(月) 20時43分23秒公開   ID:bkWoewa3Plc
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鳴課なるか、大丈夫。オレは鳴課が好きだから」









ようらしき男は言ったのだった。



「……ありがとう。でもね叶氣かなきちゃんのいる「今」の時間になるとね、貴方は貴方じゃないの」
「オレはオレじゃない? でも叶氣って誰なんだ?」




涙をうっすら流してる鳴課に、男は言う。

「叶氣ちゃんは…」

と話てる時に鳴課は思った。





















(知らないってことは、ココは本当に少し違う過去の世界だ。まだ「叶氣ちゃん」が「叶さん」だった時の世界)







鳴課はそう思いつつ、話を続ける。



「叶氣ちゃんはね、かなさん……知ってるでしょ?」
「ああ。宝石の姫様ジュエルプリンセスって騒がれている人だろ? 実際にお会いしたこともあるし、話したこともある」
「そう、その人。その人の年齢が、ある事情に幼くなってね「叶氣」っていう名前になったの。……今で言うと「少し違う未来」かな」
「えっ?!」

男は驚く。











「それにね、少し違う未来では貴方が……貴方がその人を好きになってるの!!」





「そん、な……。オレは鳴課だけのはず、なのに?」
「そうだよ……なんで……?」

男は鳴課が悲しんでる理由も、わかった気がした。







「ごめん、じゃあ許されないかもしれないけど、オレは鳴課が一番だから」







男は鳴課を抱きしめる。




「ありがとう。陽」




鳴課も抱きしめた。が、腕の中でニヤリと鳴課は笑みを浮かべていた。








それは











これから最悪なことを招く「前線」だった。









⇒To Be Continued...

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