ジュエルプリンセス shining 第4話 予言者 | |
作者: 夏姫 みの 2009年05月30日(土) 12時01分37秒公開 ID:CUDIGjRHC3k | |
その日の夜― 私はベットに横になった。 「あーっ、疲れた!!」 一日が長く感じたよ。転校生が陽と知り合いだし、凄い頭は混乱する。 「眠ーい……寝よう……」 私はつい、眠ってしまった。 「ちゃん…… ――はっ 「ゆ、 目の前には、有理ちゃんがいた。有理ちゃんは、私の大親友。でも、私が中学生になる前に亡くなった子。なんで、生きているのかって? それは―― だから。有理ちゃんは未来予知の、能力を持っている。 有理ちゃんが夢の中に出てきたということは、とんでもないことが起きる前線だ。この予言のおかげで、イロイロと助かったし……。 「ボーっとしてたけど、何を考えてたの?」 「い、いや別に……。そんなことよりも、伝えたいことがあるんでしょ?」 私は真剣な瞳で言う。有理ちゃんは深呼吸した。 「今日、転校生が来たんだよね?」 「う、うん……」 転校生―― 「その子ね、ジュエリーチェンジができるの」 「ええっ!!?」 私は驚いた。ジュエリーチェンジとは、10000人に1人の確率で持っていない力であり、その力はさまざまな特徴や技がある。 「確か、ラピスラズリ(12月の誕生石)だったと思うんだけど」 「そ、そうなの?」 「うん」 しばらく黙り込んで有理ちゃんは話を続けた。 「叶氣ちゃん。貴方なら、きっと大丈夫なんだと思うけどまた、新しい闇が動いても、頑張って、ね」 えっ、ちょっと意味がわからないんだけど! 「きっと……大丈夫よ」 あっ! 待っ…… 「て……」 き、急にそんな意味のわからないこと言われても……。 なんだか今回は、とにかく凄い闇の力が感じられるんだけど、気のせいかな? ――学校の屋上 「ふーん……。ということは 「うん」 私は、夢の中のことを陽に教えた。 「ま、その力を持ってたら、生徒会に入ってもらおうかな」 「えっ!? 秀くんを生徒会に?」 私は驚いた。 「だってさ、秀みたいにパワージュエルを持っている人が、入ってくれると心強いし」 た、確かにそうだけど、嫌な予感がする。 なんだか、凄い――…… 叶氣と陽の会話を見ている人物がいた。 プルル…… 『もしもし、秀?』 「…… 姫様を倒してみます――!」 つづく おまけページ↓ ⇒To Be Continued... |
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