機動戦士ガンダムSEED Destiny AFTER−PHASE 自由への希望(ゆめ) 後編
作者: けん    2010年05月10日(月) 19時52分28秒公開   ID:cZUIXcDokvk
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ブレイク・ザ・ワールド(ユニウスセブン落下事件のこと)で死亡したエドモンド・デュクロの墓参りに出たソル・リューネ・ランジュは誤りに来ていた。

「ごめんね・・・エド 帰ってくるのが遅くなっちゃて とりあえず一件落はついたから」

「セレーネ」
お酒の変わりにビールを買いおいた一人の女性セレーネ・マクグリフ。

「考えてくれた?スウェン君」

「・・・・・・お・・・俺は・・・俺は・・・星を目指したい!」

久しぶりのディオキアのホテルに宿泊していたシンはパーティ始まる前に綺麗なパーティー用のロングドレスを着替え化粧を完了したルナマリアとメイリンに過去とDSSDの女性・セレーネのことを話した。


『聞いてギルバート・・・・ 私とあなたは遺伝子では子供が出来ないって分析結果が出たわ・・・・プラントでは子供が出来ない者同士の結婚は・・・・・・』
『分かっているよタリア・・・・』
『でも プラント以外なら・・・・ オーブならコーディネイターも受け入れてくれるわ』
『だめだ・・・・・・・・僕はプラントは捨てられない・・・・』
『!!』
『遺伝子の定めた運命に従うよ・・・・・・』
『・・・・・・・・・・・・ギルバート!・・・・・・』
『・・・・・・・・・・・・』

『ねぇ ラウは?』
『ラウはもういないんだ・・・・・・ だが・・・君もラウだ』
『!?』
『君もラウ・ル・クルーゼだ それが君の運命なんだよ』

『レイ・・・あなたは良くがんばったわ だから・・・・もういいのよ・・・・』
『・・・・お・・・・おかあ・・・さん・・・』


人は、我々の一人のように善悪を知る者となった。今は手を伸ばして命の木からも獲って食べ永遠に生きるものとなる恐れがある。そうして人は罰を受け歓喜という名の楽園を追われたのだという。だから人は手を伸ばすのだろうか。二度と戻れぬ遠い過去に失った園を求めて・・・・・だが時は戻らない。ならば俺は向かう未来にこそ、それはあると信じたい。命の木などなくとも幸福に暮らせる園をいつか自分達の手で作り出せる日の来る事を・・・・・

機動戦士ガンダムSEEDDESTINY AFTER−PHASE 自由への希望(ゆめ)・完


⇒To Be Continued...

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