ミスティックシンフォニーセカンド!〜第二幕〜
作者: 零堵   2010年07月26日(月) 23時44分02秒公開   ID:YynBrr2ofCI
未来いたミスティとレイは、再びフェイクが逃げだしたので
それを捕まえるために、過去へと戻っていき
過去に一緒に協力した者たち、早苗と晶に一年ぶりに出会ったのでした・・・
〜ミスティックシンフォニー〜セカンド!〜第二幕〜

「ここが現場みたいだよ?」
そう言ったのは、ミスティの弟レイであった
レイは、ミスティと同じく時空ポリスでもある
レイは、フェイクが出現したと思わる場所に
ミスティと早苗と晶を案内したのであった
「そう見たいね・・・でも、ここであってるの?レイ」
「うん、間違いないみたいだけど・・・姿が見えないって事は何かに擬態して
姿を消してるのかも」
「何かに擬態か・・・早苗、お前わかるか?」
「私に聞かないでよ?晶・・・そうね・・・」
早苗は、キョロキョロとあたりを見渡してみる
辺りは公園で、子供たちが普段遊んでいる滑り台やブランコ
砂場とかあった
「あ、あれかな?あの砂場の中」
「砂場の中?どれどれ?」
そう言って砂場の中を確認してみる
砂場は異様に盛り上がっている場所があった
まるで砂場の中に何かが隠れてるみたいでもある
「あ、あれだよ?姉さん、フェイク反応、確かにあの砂場から出てるよ!」
「そう、じゃあさっそくフェイクを捕まえるわ!早苗さん晶さん
協力してくれません?」
「俺はOKだぜ!」
「私もだよ?でも、何をしたらいいの?」
「また変身して、協力してください」
「変身?俺、あれから何回も変身しようとしたけど、出来なかったぜ?」
「晶・・・そんな事してたんだ・・・(まあ私もちょっとだけやってたけど)」
「あ、そうでした、ちょっとそのミスティグローブ貸してください」
ミスティがそう言うと、二人は装着していたミスティグローブをミスティに渡す
「セーフティロック解除、コスチュームチェンジ解禁!
はい、これで再び変身出来るようになりましたよ」
そう言ってグローブを二人に返す
「本当!?ありがとう、ミスティさん」
「よっしゃあ!腕がなるぜ!」
「使用方法とかはわかってますね?じゃあお願いします!」
「了解、行くぞ!早苗」
「うん、晶!」
早苗と晶はあの言葉を言う
「ミスティックシンフォニー!」
そう言うと、早苗達が光りだし、コスチュームと武器が握られていた
早苗は、槍を持った騎士に、晶は大きな剣を持った剣士になっていた
「うおお!懐かしいぜ!やっぱ正義と言ったら剣士だよな!」
「私も結構かっこいい服装になったわ〜、なんか力がみなぎるって感じかな?」
「早苗さん!晶さん!よろしくお願いします!私とレイはサポートしますので!」
「了解!行くよ晶!」
「おお!」
晶はフェイクがいると思われる砂場に向かって剣を振り下ろす
「行くぜ、聖剣十字斬!」
「何?その技?」
「ゲームで俺の好きなキャラの技さ、とりゃあ!」
晶の剣技が砂を巻き上げて風をおこした
砂がはれてフェイクの正体が判明した
「あのフェイク・・・識別・・・虫型フェイクみたい」
「虫!?なんか嫌だわ・・・なんかあの形見てると・・・あの虫を思い出しそう」
「そういえば姉さん、あの虫嫌いだったよね・・ほらあのゴ・・」
「それ以上言っちゃ嫌あ!」
「グ・・・姉さん・・・何も叩かなくても・・・」
そう言ってレイはミスティの攻撃をくらって気絶したみたいである
「なんかあの形何かに似てると思わないか?早苗・・・」
「それ以上言わないで、さあとっとと倒すわよ!」
「お、おお!」
早苗と晶は虫型フェイクに向かって攻撃を繰り出す
虫型フェイクは、早苗と晶の攻撃をギリギリでかわす
「く、なかなかダメージを与えられないわね・・・しかもカサカサ音がして
あの生物そっくり!早く倒すわよ?晶!」
「そうだな・・・よし、早苗、俺が攻撃するから
逃げたところをお前が仕留めろ!」
「わかったわ!」
「よし、行くぞ!」
晶は虫型フェイクに向かって切りかかっていく
虫型フェイクは、晶の剣技を避けて、早苗のほうに飛ぼうとしていた
「早苗!今だ!」
「うん、いっけええ!」
早苗は槍をぶん投げる
槍はまっすぐ飛んでいき、虫型フェイクに突き刺さった
「よし、決まったわ!」
「今がチャンス見たいですね!行きます・・・未来に帰れ!ミスティックフォース!」
ミスティの言葉によって、虫型フェイクはすーっと消滅したのであった
「これで、任務完了です、ありがとうございます、早苗さん晶さん」
「いや、こっちも久しぶりに正義の事が出来てよかったぜ?」
「私も、こういうのちょっと楽しかったかな」
そう言ってると、タイムリミットが過ぎたのか
早苗と晶の服装が元に戻ったみたいである
「いたたた・・・姉さん、力強すぎだよ・・・、あ、どうやら終わったみたいかな?」
レイが気絶から目が覚めたみたいである
「そうよレイ、なんとか最初の一体は未来に送り返したわ」
「そうみたいだね、あと残りは十二体だよ」
「そうなの?ミスティさん?」
「ええ、そうなんです、早苗さん晶さん、よろしければ最後まで協力してくれませんか?」
「俺はOKだぜ?早苗は?」
「私もOKよ?」
「ありがとうございます、じゃあレイ、フェイクの情報はどうなってるの?」
そう言ってレイは、機械を動かしてこう言う
「今のところ情報はないから、未来に戻らないとわからないよ?」
「そう、じゃあ未来に戻りましょう、早苗さんに晶さん
私とレイは、未来に戻るので、これを渡しときます」
そう言ってミスティは早苗たちに何かを渡す
「これは?」
「これはミスティックフォンです、これで私との連絡が取れるので
再びフェイクが現れた時に連絡します、じゃあ行くよ?レイ」
「了解、姉さん」
そう言ってレイとミスティは、早苗たちから離れていったのでした
「あと十二体か・・・次がどんなのが出てくるのだろうな?」
「さあ、でも全部捕まえてみようと思うかな?」
そう話していると、早苗たちに声をかけてくるものがいた
「早苗ちゃんに晶君、見させてもらったわよ?」
「あ、律子ちゃん?いたの?」
声をかけたのは、早苗の親友の篠崎律子であった
「ええ、これでまた絵本の構想に役に立ちそうだわ♪それより・・・」
「それより?」
「もう完璧に学校、遅刻してるわよ?まあ私も人の事言えないけど」
「あ、そうだった!」
「すっかり忘れてたな、とりあえず学校行くか?」
「そうね・・・」
「じゃあ行きましょうか?」
こうして三人は、遅刻しているの確定なので
学校に行くことにしたのであった・・・

続く





■作者からのメッセージ
はい、久しぶりの登場零堵です
二章目を投稿します
ちなみに自分はゴのつく生物をみても
悲鳴をあげもしないし、簡単に無表情に潰せますね♪(笑)
なるべく近いうちに続き書きたいと思います
よかったら見てみてくださいませ〜

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