空の境界線 第1楽章 プロローグ |
作者: 湊 2010年09月19日(日) 22時20分31秒公開 ID:SkN9LAYzG1c |
「お前達は何も知らなくてもいい。 これ以上の『闇』には近づくな」 僕達には守るべきものがある。 家族、友達、仲間、先生。 探しきれないほど、たくさんある。 どれも失いたくないモノだった。 しかし、すべてが叶うほど甘くはない。 何故なら運命というものは誰にも知ることが出来ない。 もちろん。 かえることも不可能である。 誰もが望んだ運命へと進むことが出来ない。 なら抗おう。 自分はどうなってもいい。 ただ大切なモノを失わないよう、守るためならば。 茨道でも 海の底でも 迷宮迷路でも 氷の世界でも 終わりなき道でも 進んで見せよう。 どんなに深遠へと沈んでも助けてくれるヒトがいる限り。 空の境界線 第1楽章 プロローグ (ただ大切なモノを守る為に)(何処までも手を伸ばそう) . |
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