ミスティックシンフォニーセカンド!〜第十五幕〜 |
作者: 零堵 2011年01月06日(木) 19時08分41秒公開 ID:LjOpF6jSo/I |
次のフェイクの情報を求め、 ミスティとレイは、時空ポリス署の中にいる 人型汎用ロボット、通称ロブに次のフェイクの情報を求める事にしたのでした 「次のフェイクの情報、頼むわよ」 「ワカリマシタ・・・ツギノフェイクノジョウホウヲケンサクシマス・・・ ナウローディング・・・、ツギノフェイクガアラワレルネンダイガワカリマシタ イマカラヤク、300ネンマエグライデス・・・」 「約300年前ね・・・何時代だったかしら?レイ、解る?」 「約300年前だと、戦の時代だよ、確か、歴史の教科書に載ってたし」 「戦の時代ね・・・、じゃあ早速行きましょう」 「了解、早苗さん達に声かけていく?」 「そうね・・・手伝って貰うことにしようかしら、じゃあ、早速準備にとりかかるわよ、レイ」 「解ったよ、姉さん、じゃあロブまたね?」 「ハイ、ワカリマシタ・・・キヲツケテイッテクダサイマセ〜」 そう言って、ミスティ達は、ロブの所から離れて行ったのであった 過去の時代 「今日も疲れたかな・・・」 「ああ、そうだな」 学校の帰り道、早苗と晶は学校が終わったので 家に帰るところだった 「早苗、明日のテスト、大丈夫か?」 「そういう晶こそ、大丈夫?確か・・・明日は、歴史の問題だよね?」 「ああ、そうだな、歴史か・・・ちょっと、苦手なんだよな・・・」 「ふ〜ん?じゃあ、私が晶の点数を抜くとか十分にありえるってこと? それはいいわね〜」 「何だよ、そのにやにやした笑いは」 「べ・つ・に〜?」 早苗達がそう話していると、目の前にいきなり二人が現れた 「座標確認正常・・・、ちょうど二人がいる目の前に現れる事に成功したよ? 姉さん」 「そう見たいね、早苗さん、晶さん、お久しぶりです」 「ミ、ミスティさんにレイ君!?び、びっくりした〜」 「急に現れるから驚くぞ・・・」 「それはすいません、早苗さんに晶さん、次のフェイクの情報がわかったんです 一緒に行ってくれます?」 「もちろん行くぜ!」 「即答!?晶・・・もっと迷うと思ったんだけど?」 「何言ってんだよ?早苗、これは正義の者としては引き受けるに決まってるだろ? 早苗は、どうなんだ?」 「う〜ん、まあ、私もOKだよ?」 「二人とも、ありがとうございます、じゃあ早速行きましょう レイ、ミスティックトラベルの準備して?」 ミスティが、そう言うとレイは、小型機械の端末をいじって操作する 「了解、姉さん、ミスティックトラベル準備・・・・ 準備完了!ミスティックトラベル!」 そう言うと、四人の姿がぱっと消えたのであった・・・ さらに過去の時代 ただっぴろい草原に二人がぱっと現れた 「ここは・・・?」 「ミスティクトラベル正常に作動確認完了・・・と、あれ?」 現れたのは、早苗とレイであった 「ねえ?レイ君、ミスティさんと晶は?」 「どうやら・・・、ミスティックトラベルの誤作動で別々の場所に飛ばされたみたい・・・」 「え!?それって結構やばいんじゃないの!?」 「大丈夫、姉さんに連絡とってみるから」 そう言って、レイは小型の電話機みたいなものを取り出して、話し込む 「もしもし、姉さん?」 「・・・・こ・・・ちら、・・・・ミスティ・・・ レイ・・・そっちはどこにいるの?」 「待って、調べてみるから・・・ ここは、約さっきの時代の300年前の戦の時代 早苗さん達が住んでた場所からかなり遠くの場所みたい 姉さんの方は?」 「こっちは、時代が同じで城下町の中にいるわ、で さっきロブから連絡があったんだけど、もう一体フェイクが現れたらしいから そっちを捕まえてから、また連絡するわね?あ、晶さん 電話かわる?」 そう受話器から、聞こえてくると 晶の声になった 「早苗に変わってくれ」 「早苗さん、晶さんから通信、変わるね?」 そう言って、レイは電話機を早苗に渡す 「あ、うん・・・晶?大丈夫?」 「こっちは、大丈夫だ、早苗こそ、大丈夫か?」 「大丈夫よ、何とかね」 「こっちはこっちでフェイクの確保に専念するから 早苗も頑張れよ?」 「晶は不安に思わないの?もしかして帰れないかもしれないのに?」 「全然?何でだ?」 「あ、そう・・・じゃあ、私も考えない事にするよ フェイクの捜索、頑張ってね?」 「ああ、早苗もな」 そう言ってると、電話機からミスティの声がする 「早苗さん、こっちは大丈夫ですから心配しないで下さい じゃあ、レイ?早苗さんの事、頼んだわよ?」 「分かったよ、姉さん、じゃあ電源切れるとまずいので、通信切るね?」 そう言って、レイは通信を切ったのであった 「じゃあ、早苗さん、フェイクの捜索、やりましょうか?」 「そうね?考えたって始まらないし、あ、それから私の事 早苗でいいよ?こっちもレイって呼んでいい?」 「あ、はい、分かりました、僕もそれで結構です、早苗 じゃあ、早速フェイク捜索開始しよう」 こうして、早苗とレイのフェイク捜索が始まったのであった・・・ |
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