ミスティックシンフォニ〜セカンド!〜〜第一幕〜 |
作者: 零堵 2010年07月16日(金) 00時02分48秒公開 ID:LjOpF6jSo/I |
ここは何処かの町 「今日も、仕事疲れたわ・・・」 そう呟いたものがいた そう呟いたのは、水色の髪の長髪の女性 ミスティであった 「姉さん、お疲れ様」 そう話しかけたのは、ミスティの弟でもあるレイである 「レイ、今日も無事仕事終わったわね」 「そうだね、今日のはわりと簡単だったかな?」 この二人の仕事と言うのは、時空ポリスと呼ばれる 悪しき物を捉えたり、世界の成り立ちを正常に戻したりする 所謂警察と呼ばれる仕事をやっていたりするのであった 「じゃあ、レイ、家に帰って休みましょうか?」 「そうだね、姉さん」 二人がそう話していると、ピピピと腰に装着している通信機から無線が入った 「はい、こちらミスティです」 「大変だ!」 「レーベル隊長?どうしたんですか?」 話しかけたのは、ミスティの上司であるレーベン隊長であった 「フェイクがまた、過去に脱走した!ミスティ!至急現場に向かってくれ!」 「フェイクが!?」 「レーベン隊長、逃げたフェイクは一体何体ですか!?」 「逃げたのは、全部で13体だ!その全部が過去に時空超えて行ってしまった! ミスティ、全部捕まえるのだ!」 「レーベン隊長は行かないんですか?」 「俺は、別の仕事が急遽入ってしまったのだ、すまないがミスティとレイの二人で捕まえてきてくれ!頼む!」 「分かりました!」 「はい、了解です!」 「頼んだぞ!」 そう言って、通信が切れた 「じゃあ、早速捜査を開始するわよ?分かったわね?レイ」 「分かったよ、姉さん、まず最初の一体のフェイクが何処に逃げたか調べるよ」 そういうと、レイは何かの機械で調べた 数分後 「分かったよ、姉さん、最初の一体の逃げた場所が」 「どれどれ・・・ここは・・・!」 「そう、以前僕達がフェイクを捕まえにいった町だよ、じゃあ早速行こう! 以前のフェイクが現れた年代から一年後に逃げたみたいだよ!」 「そう・・・じゃあ、行くわよ!」 「了解!時空間ゲート解放・・・・OKだよ!姉さん!」 「Ok、ミスティックトラベル!」 そう言うと、二人はその場所から消えたのであった そして過去へと向かったのである・・・ ここは、とある町の中 急いで走っている者がいた 「う〜遅刻しちゃうよ〜!」 走りながらそう言ったのは、碧川早苗である 早苗は、学校に遅刻しそうなので、走っているのであった 「なんで目覚まし壊れてるかな・・・、新しいの買わないと・・・」 そうぶつぶつ呟いていると、早苗に声かける者がいた 「っよ、早苗」 「あ、晶、走んなくていいの?」 早苗に話しかけたのは、早苗の幼馴染である品川晶であった 「まあな、ここからだと歩いていても、十分間に合うぞ」 「そっか、じゃあ私も歩いていこっと」 そう言って、早苗は走るのをやめた 「それにしても・・・、一緒に歩くの随分と久しぶりな感じがするな」 「そうだっけ?まあ、朝は擦れ違いが多かったからね?」 「そうだな・・・それにしても・・・早苗もつけてるんだな?それ」 「そういう晶だってつけてるじゃん、そのフェイクレーダー」 「まあな、もしかしたらまた変身出来るかも知れないしな・・・」 「そうだね・・・あれから、もう一年たったけど・・・結局ミスティさんとか 逢わなかったなあ」 この二人は過去にミスティから、ある物を貰って変身して、ミスティの手伝いをしていたのであった そして、記念にミスティグローブ、フェイクレーダー、ライトブーツの三点を 二人は貰ったのである。 「また変身とかして、正義の為に戦ってみたいんだけどなあ 早苗は、どうだ?」 「私?そうね・・・楽しかったし またやってみたいと思ったことはあるけど・・・ でももう、無理なんじゃないかな?フェイクレーダー あれから鳴った事がないし」 そう二人が話していうと、ビーっと言う音が二人の腕にしているフェイクレーダーが鳴りだしたのであった 「え!?フェイクレーダーが鳴ってる!?」 「俺のもだ!これはもしかして・・・」 そう二人が話した後、二人の立っている前方の空間が歪んで 中から二人現れたのであった 「あ!・・・ミスティさんにレイ君!?」 「お久しぶりです!早苗さんに晶さん!二人とも・・・ 一年前とあまり変わってなくてよかったです!」 「お久しぶり、僕も姉さんと一緒にやってきたんだ」 「もしかして・・・またフェイクが現れたの!?」 「はい、そうなんです!この町の近くに未来からまた、フェイクが脱走したんです 早苗さん、晶さん、また協力してくれませんか?」 「俺はするぜ!早苗はどうだ?」 「私もするよ!また、ミスティさんの力になりたいし」 「ありがとうございます!じゃあ、レイ!フェイクの現在位置を特定して?」 「分かったよ、姉さん、フェイクは・・・」 そう言って、レイは調べる 「ここから五百メートル離れた場所にそれらしい反応があるよ!」 「そう、じゃあ行きましょう!」 「うん!」 「OKだぜ!」 こうして、四人は学校と反対方向へと向かうのであった・・・ それを見ていた者がいた 「あれ?早苗ちゃんと晶君、学校と反対方向に向かってるけど、どうしたんだろ?もしかして・・・これは絵本のネタがまたやってきたって事かしら? 私も行ってみよっと!」 そう言ったのは、早苗の親友でもある篠崎律子であった 律子は早苗と晶の二人を追いかける事にしたみたいである・・・ そして・・・学校では、キーンコーンと授業の開始を知らせる鐘が鳴り響いていたのであった・・・ 〜二幕へ続く〜 |
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