ミスティックシンフォニーセカンド!〜第十二幕〜 |
作者: 零堵 2010年12月09日(木) 13時16分51秒公開 ID:LjOpF6jSo/I |
未来の世界 未来の世界に戻ってきた、ミスティとレイは 5体目のフェイクの情報を求め、時空ポリス署にいる 人型汎用ロボット、通称ロブにフェイクの捜索をききに行ったのでした 「ミスティサンニレイサン、モシカシテフェイクノジョウホウデスカ?」 そうカタカナ言葉で言うのは、この時空ポリス署のデータを調べる係の ロブであった 「ええ、そうよ、次のフェイクの場所、捜索をお願いするわ」 そうミスティが言うと、ロブは「ワカリマシタ」と言って 機械を操作する 「ケンサクカイシシマス・・・ナウローディング・・・ ケンサクケッカデマシタ、イマカラヤク100ネングライマエノジダイニ アラワレマス」 「百年ぐらい前と言うと・・・早苗さん達がいる時代が約90年前だから その時代から十年前って事だね」 「そう、じゃあ早速準備するわよ?レイ」 「もう?まあいいけど・・・あ、早苗さん達に協力をお願いするの?」 「そうね・・・、いつも手伝ってもらってるし、今回も協力をお願いしてみるわ」 「了解、じゃあ早苗さん達のいる時代に、まず行くことだね」 そうレイが言うと、ロブはこう言った 「フタリトモ、ガンバッテクダサイマセ〜」 「ええ、わかったわ、行くわよ、レイ」 「OK,じゃあタイムトラベル起動するよ!ミスティックトラベル!」 ミスティとレイはパッと、その場から消えたのでした・・・ 〜過去の時代〜 「ねえ?晶?」 学校の帰り道、そう言ったのは 碧川早苗でした、早苗は隣に歩いている幼馴染の品川晶に話しかけます 「何だよ?早苗」 「ちょっと気になったんだけど、晶のヒーローが大好きなのって、いつからなの?」 「そうだな・・・確か子供の頃に何かあってはまったんだが・・・今は、よく覚えてないから、よく解らないな」 「そうなんだ」 そう話していると、二人の前に空間がゆがみだし、二人が現れたのでした 「うわ!びっくりした!」 「あ、ミスティさんにレイくん?」 「はい、早苗さんに晶さん、お久しぶりです」 「姉さん、時間がないよ、ニ回移動を設定したから、あと10秒で飛ぶよ」 「そうでした、早苗さんに晶さん、一緒に来てくれます?」 「え?一緒に・・・?どうする?晶」 「おれはOKだぜ」 「即答!?ま、まあ私もいいよ?」 「ありがとうございます、じゃあ私につかまって下さい」 そう言ってミスティは手を出す 早苗と晶はそれに捕まると、また空間が歪みだし四人の姿がぱっと消えたのでした・・・ それを見ていた者がいました 「あれ??早苗ちゃんと晶君、どこ行ったんだろ?も〜せっかくネタになると思ってたのに〜、私も連れてってほしかったわ・・・」 そうつぶやいたのは、早苗の親友の篠崎律子でした・・・ 〜早苗達のいる年代から十年前の過去の時代〜 「ここが過去の時代です、レイ、フェイクの位置、わかる?」 過去に飛んだ四人は、早速フェイクの情報をレイに聞いてみていた 「待って、姉さん・・・・、分かったよ 前方100メートル先に現れてる!」 「そう、じゃあ行きましょう、早苗さん、晶さん」 「分かったわ」 「おう」 こうして、四人はフェイクがいると思われる場所へと向かった フェイクがいると思われる場所にたどり着くと、一人の少年が目の前の怪物に 恐怖しているのか、ワンワンと泣いていた 「もしかして、あれがフェイク?」 「ええ、そうみたいです」 「識別結果、獣人型フェイクみたい」 「なんか、遊園地とかにいそうなキャラクターだけど、顔がめっちゃ怖いな・・・」 「うん、私もそう思う・・・」 「早苗さん、晶さん!早速お願いします!」 「おう、了解だぜ!行くぞ!早苗」 「あ、うん!、でも晶?ここは過去の時代だから、名前とか名乗らないようにしないとね?」 「そうだな、じゃあ・・・とっておきのがあるぜ?ちょっと耳貸せ、早苗」 「ん?何?」 そう言って、晶は早苗に話す 「分かった、じゃあやるよ?ミスティックシンフォニー!」 「ミスティックシンフォニー!」 そう二人が言うと、早苗と晶の体が光だし コスチュームが変わった 早苗と晶は、バトルスーツに黒のサンバイザーをつけたヒーローっぽい格好になった 「これで顔とかバレないぞ!行くぞジャスティスレッド!」 「ジャスティスレッドって私!?じゃ、じゃあ貴方はジャスティスブルーね?」 そう二人は言うと、フェイクに向かって攻撃した 「食らえ!正義の鉄拳!ジャスティス流星弾!とう!」 ジャスティスブルー(晶)は、フェイクに向かって無数の拳を繰り出す 「アババババ!!」 獣人型フェイクは、それをモロに食らって悲鳴をあげながら顔を防御していた 「じゃあこっちも、ジャスティスキ〜〜〜ック!」 ジャスティスレッド(早苗)も、後ろから蹴りを叩き込む 獣人型フェイクは、防御しきれなかったのか、バタンと倒れた 「今が好機!ミスティックフォース!」 ミスティがそう唱えると、獣人型フェイクが光だし、パッと消滅したのでした 「正義は必ず勝つのだ!」 そうジャスティスブルーがポーズを決めながら、言っていた 「うわ〜、すごいや〜」 そう言ったのは、今まで泣いていた少年だった 少年は目をキラキラさせながら、二人をみていた 「ねえ?僕も貴方達にヒーローになれるかな?」 「ああ、なれるさ!正義を信じる心があればな?では、さらばだ!(行くぞ早苗)」 「え、あ、うん、サラバよ!」 「ここは退散したほうがいいですね、行くわよレイ」 「分かった、姉さん」 そう言って、四人は少年の前からいなくなったのであった 四人がいなくなった後、少年の前に少女がやってきた 「晶ちゃん、なんかい〜ことでもあったの?」 「あ、早苗ちゃん!僕、決めたよ!大きくなったらヒーローになるんだ!」 「そ、そう・・・頑張ってね・・・(一体何があったんだろう・・・)」 そう少女は思っていたのであった そして、十年後 戻ってきた早苗と晶は、次のフェイクの捜索があるといって ミスティとレイと分かれたのであった 「う〜ん・・・」 「どしたの?晶」 「いや、昔になんかあったよ〜な気がするんだが、よく思い出せないんだな・・・」 「ならいいんじゃない?思い出せなきゃ思い出せなくてさ?」 「まあ、そうだな」 そう二人は話していたのであった・・・ |
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