カケラ -0-
作者: 砕華   2011年03月23日(水) 20時39分10秒公開   ID:A3HN7yGmZxA


カナリヤの啼く森で

1人空を見上げてみる


すると輝く金色こんじきの月が

私を遥か彼方から嘲笑う様に、弧を描いていた






見透かされるような夜の風に揺られて

いつか見た朧げな輪郭を探してみる



すると見覚えの無い者たちが寄り集まって

傷ついた者を癒そうと微笑んでいた







優しいのか


恐ろしいのか


消えてしまいそうなのか


堕とされそうなのか


視たいのか


聴きたくないのか








そんな事、









私に聞かれても、答えられない




















答えを握っているのは、己の心のみと




いつだってわかっているはずなのに。

■作者からのメッセージ
なんだか詩みたいですね
次からはちゃんとした文章を書けると思います,...多分。

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