俺と彼女と非日常〜第十三話〜俺と遊園地〜 |
作者: 零堵 2011年12月01日(木) 11時43分22秒公開 ID:LjOpF6jSo/I |
俺こと、南山真琴(みなみやままこと)は、ある場所に来ていた、その場所とは・・・山野辺アイランドと呼ばれる、総合レジャー施設、まあ所謂遊園地と呼ばれる場所に、遊びに来ていたのである、何故、遊びに来ているのかというと、テストが終わって、次の学校が休みの日、俺の妹の南山亜季(みなみやまあき)が「休みだから、一緒に遊びに行きたい」と言ってきて、俺は、妹をかまってやる約束をしたので、それを了承、そして何所がいいか、二人で相談した所、山野辺アイランドに行きたいと妹が言ってきたので、そこに行く事になったのである、ちなみに母親は、「楽しんでらっしゃい、あ、お土産忘れずにね?」と言って、家で留守番していたりする そんな訳で、動きやすい格好に着替えた俺は、妹の亜季を連れて、山野辺アイランドに来ていたのであった 「お姉ちゃん、今日は楽しもう〜」 「そうだね」 妹はかなりご機嫌らしく、俺の手を掴んで、そう言っている、うん、嬉しいのはわかるよ?もう少し人の視線を感じてくれると嬉しいかな・・・と、俺は思っていた 「まず、何乗る?」 「そうだね・・・、え〜と人があまりいない場所は・・・」 そう言って、山野辺アイランドの中を歩いていく、数分歩いて、人があまり並んでいないアトラクションに辿り着いた 「あ、ここにしよ?お姉ちゃん」 その場所は、スプラッシュ屋敷と書かれてあった、うん・・・内容が全く分からない・・・ 「スプラッシュ屋敷・・・・亜季、これに乗る?」 「うん、これにする」 「りょ〜かい」 そう言って、二人で並ぶ、数分たって、俺たちの番になると、係員がこう言ってきた 「スプラッシュ屋敷にようこそ、ひとつ注意点があります、このアトラクションは、水を使うのでお客様の衣類が濡れてしまう可能性があります、もし濡れるのが嫌でしたら、こちらに合羽を用意してありますので、使うというのでしたら、私に言ってください」 「どうする?使う?」 「私はいいや、お姉ちゃんは?」 「自分もいいかな、別に濡れてもかまわないし、じゃあ、自分たちは使いません」 そう係員に告げると、了解しましたと言って、案内してくれた このスプラッシュ屋敷というアトラクションは、コースターに乗って、周りの景色を見るとかいわれる、まあジェットコースターみたいな感じの乗り物みたいである、俺と亜季は、何故か一番前の座席に案内されて、席につく、妹は「楽しみ〜」とか言っていて、かなり笑顔であった そして、係員が「グットラック」と言うと、コースターが発進、かなりのスピードで動く、これ・・・ジェットーコースターと同じだな・・・と思っていると、いきなり水の中へと数秒入った、これって、濡れてしまう可能性とかいうより、100%濡れるだろ!、携帯とか水に弱い電化製品、駄目になるんじゃないか?これ・・・ そんな感じで、なんとかスプラッシュ屋敷が終わった 「楽しかった〜、お姉ちゃんは?」 「ま、まあまあかな・・・」 そう言っていた、うん、あんまりこういうスピード系は、苦手なんだよな・・・俺は・・・ 「じゃあ、次の乗り物乗りに行こう?」 そう言って俺の手をとる、なんでいちいち俺の手を掴むのが謎だが、まあ、俺は気にしない事にした 次に俺達が向かったのは、フリーフォールと呼ばれる、座席をベルトで固定して、垂直に上昇、頂上から一直線に落下をする、絶叫系アトラクションだった 「さっきのジェットコースターの次は、これに乗るの・・・?」 「うん、駄目・・・?」 そううるうるな顔で言ってきた、その顔は卑怯じゃないか・・・断りずらいんだが・・・ 「わ、分かったよ」 「ありがと〜お姉ちゃん」 そう言ってきた、うん、なるべく下を見ないようにしようと、決めたのであった 数分後 「・・・・」 「だ、大丈夫!?お姉ちゃん」 「だ、大丈夫・・・」 危うく意識が飛びそうになった、さすがに絶叫系は苦手だな・・・と、意識した瞬間でもある 「亜季・・・次は、絶叫系じゃなくて、もっと軽いものにしてね・・・」 「う、うん、お姉ちゃんがそう言うなら、そうするね?」 ふ〜、これで何とか絶叫系には乗らなくて済むだろう・・・そう、俺は思っていた そして、次に向かったのが、どこの遊園地にもある、メリーゴーランドだった うん、こういうゆっくりな回転の動く乗り物で、心を落ち着かせようと、俺は思ったのである 以外に人があまり並んでなかったので、俺と亜季はメリーゴーランドの中の機械に乗った、亜季が馬車の中に入り、俺が白馬をイメージした乗り物に跨る そして、数分が過ぎ、メリーゴーランドの回転が終わると、お腹がすいてきたので、食事場所に向かう事にしたのであった・・・ そこで、出会ったの人物はと言うと・・・ 「あれ?まこ〜!」 「まこ、まさか、ここで会えるなんて・・・嬉しいです・・・」 そう、何故かそこにいたのは、俺の親友の栗谷美鈴と、俺に手紙を送った人物、汐崎美咲(しおざきみさき)が、いたのであった・・・ |
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