しゅごキャラ!キュンキュン 第八話「第一回ガーディアン会議!前編」
作者: My heart egg   2015年05月16日(土) 14時43分17秒公開   ID:PuRXXw6Teqs
しゅごキャラ!キュンキュン8

第八話の新しい登場人物

日黒光一 光輝の父。初代ガーディアンのジョーカーチェア。
エンブリオの持ち主だった。
日黒ひかり 光輝の母。初代ガーディアンのクイーンズチェア。
同じくエンブリオの持ち主だった。
天川くるみ 聖夜学園初等部の新ジョーカーチェア。
天河司、流とは従兄弟の関係にある。
ライト 光一のしゅごキャラ。
エンブリオから生まれた為、すごく輝いている。
キラリ ひかりのしゅごキャラ。
こちらもエンブリオから生まれた為、すごく輝いている。
ヒナタ ひかるのしゅごキャラ。
去年までずっと、たまごの中にいた。
ミル くるみのしゅごキャラ。
好きな物は牛乳。好きなことは天体観察。

第八話「第一回ガーディアン会議!前編」
四月が終わりに近づくこの日、第一回ガーディアン会議が開かれると聞いたあむは一人、ロワイヤルキャッスルに向かっていた。後ろから誰かが近づくのも知らずに。
?? 「あむちー!!」
あむ 「わっ!?やや!?」
やや 「久しぶり〜、あむちー!」
あむ 「なんでややが中等部に?」
ペペ 「中等部で会議があるからでちゅ」
ラン 「ペペ!元気だった?」
ペペ 「もちろんでちゅ。風邪引いことも無いでちゅよ」
あむ 「じゃあ、いいんちょとかも来るの?」
?? 「その呼び名、まだ使っているんですね。覚えてくれていて光栄です」
あむ 「海里!久しぶり!」
海里 「ご無沙汰してます。ジョーカー」
ムサシ 「しばらく」
あむ 「りっかと、ひかるは?」
海里 「もう少しで来ます。まずはロワイヤルキャッスルに向かいましょう」
向かっている間あむは、何か特別なことについて話すのだろうかと思っていた。案の定、中には、流さん、唯世君、なでしこ、空海、りま、そして、誰かと話している光輝君がいた。ややは着いた途端に、空海に飛び込んでいた。すごく嬉しかったのだろう。海里は唯世君と話をしていた。
あむ 「光輝は誰と話しているの?」
なでしこ「私も分からない」
司 「あれは、光輝君のお父さんとお母さんだよ」
あむ 「へ〜……ってお父さんとお母さん!?それに司さん!?」
流 「兄さん、遅いよ。光一さんもひかりさんも一番乗りだったのに……」
司 「ごめんね流。柊さんと、一之宮君と、天川さんを迎えに行ってたから遅くなった」
りっか 「お久しぶりです!あむ先輩!」
ひかり 「…‥久しぶり、あむ」
流 「これで全員揃ったかな?」
?? 「司、流、何故俺を誘わなかった?」
司 「あ、黒猫君!久しぶりだね」
幾斗 「お久しぶりです。司さん」
或斗 「だからなんで俺を無視するんだよ!!」
あむ 「なんで歌唄や幾斗も?」
司 「今日話す事は、エンブリオについてだからね」
流 「とりあえず、これで全員揃ったんだね。兄さんの友達も来たんだし」
司 「うん。それでは始めよう。今日のテーマはエンブリオについてなんだけど、まずは紹介したい人がいるんだ。くるみ、おいで」
司さんが呼ぶと、そこに一人の少女がやってきた。小学3年生くらいだろうか。
くるみ 「初めまして。天川くるみと言います。初等部でジョーカーチェアをやっている小学4年生です」
あむ (小学4年生か…)
あむは昔のことを思い出していた。5年生の始めくらいに、たまごを3個産んで、ジョーカーになったことを。
司 「それと、大人があと3人いるでしょ?彼らは僕と同じ、初代ガーディアンなんだ」
みんな 「えーー!?」
みんなすごく驚いた。ただ、3人を除いて、光輝も幾斗も歌唄も、お父さんとお母さんがガーディアンだったことを知っていたからだ。
光一 「初めまして。いつも光輝がお世話になっています。父の光一です。初代ガーディアンのジョーカーです」
ひかり 「光輝の母のひかりです。初代ガーディアンのクイーンズチェアです。よろしくお願いしますね」
或斗 「紹介に上がったかもだけど、とりあえず紹介を。幾斗、歌唄の父の或斗です。初代ガーディアンのジャックスチェアです。これからも…よろしく?」
三人の役を聞いて、みんな驚いていた。司さんが初代ガーディアンのキングスチェアだったのは、みんな知っていたが、他の役がいたことは、光輝達を除いて、誰も知らなかった。
司 「それと、ひかる君、紹介したい子がいるんだよね?」
ひかる 「‥‥…はい。…僕のキャラの…」
ヒナタ 「ああ〜、もう!明るく行こうよ!キャラチェンジ!」
ヒナタがそういうと、ひかるのキャラが変わった。
ひかる 「僕のたまごがかえったんだ!名前はヒナタ。これからヒナタをよろしくね!」
ヒナタ 「合格!眩しいくらい明るかったよ」
こんな話を聞いていたあむ達は、キャラってこんな変わるんだ、と思っていた。そこに光一さんが光輝君を呼んで、こう言った。
光一 「光輝、僕等のたまごを出してくれ。紹介しなきゃだからな」
一瞬あむ達は、光一さんが何を言っているのか理解不能だった。しかし、光輝は「はいはい」と言って、何故か、ロックハートボックスを出し、
光輝 「ここに二つの伝説のたまごを呼び出せ!ロックハートボックス、アンロック!」
と、言うと、ロックハートボックスが開いて、2つのたまごが出てきた。
ライト 「久しぶりに人間界に来たな。ん?なんだここは?」
キラリ 「ここ、日黒家じゃないわね、でも、光一もひかりもいるわよ」
光一 「久しぶり、ライト」
ひかり 「会いたかったよ。キラリ」
ライト 「!やはり光一だったか!会えて嬉しいぞ!」
キラリ 「ひかりちゃん!久しぶりー!」
この一連の出来事を、あむ達は唖然として見ていた。しゅごキャラ達はというと……
キセキ 「お久しぶりです。キング」
あむ (えーー!?キセキが挨拶している!?)
ダイヤ 「あむちゃん今、どうしてキセキが挨拶しているの?って思ったでしょ?」
ミキ 「あの方々は、しゅごキャラ界の王様と王妃様なんだ」
今日も驚くことばかりだ。しゅごキャラ界?何故ロックハートボックスから出てきたの?いろいろなことを考え過ぎて、あむはもう目が回っていた。
司 「しゅごキャラも揃ったし、それじゃ、テーマに戻ろう」
そう言ったが、みんな机に伏していた。
司 (ここで少し休憩)
そう言って、大人達も席を外したのだった。
■作者からのメッセージ
お久しぶりです!著者のMy heart eggです。
更新遅れてごめんなさい!
今回は、前編と後編に分けて書きます。
後編もよろしくお願いします!

■一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集