絶唱無敵シンフォギアGXA(ジェネシス・クロス・アドベンチャー) | |
作者: 速水 謙(はやけん) 2023年08月19日(土) 09時36分48秒公開 ID:HDm.0JjvyEs | |
□ストーリー かつて――融合症例と呼ばれた少女は、世界終焉の真際に奇跡を掴み、レイジングとガングニールのシンフォギアと適合を果たす。地球霊長存続の名目で執行されようとしていた人類淘汰――『フロンティア事変』と称される一連の騒乱は、エルドランから絶唱獣及び絶唱巨人を得た歌に血を通わせた少女達――花村なつみと立花 響、ファリス・フォン・ヴェスペリア・ライト・風鳴と風鳴 翼、リーン・アルフ・フォルケイア・ヴォルテックと雪音クリス・マリア・カデンツァヴナ・イヴ、月読 調と暁 切歌の活躍によって終止符が打たれたが、新たな物語は、それから程なくして幕を開けるのであった。 亜宇宙を弧を描いて引き裂く超音速の落下物体。それは、ラグランジュ点での大気圏外活動を終え、地球に帰還しようとしていた国連所属のスペースシャトルであった。システムトラブルから機能不全と陥り、このままでは機体の空中分解、あるいは地表ヘの激突は免れないという緊急事態に、息を飲むばかりの各国指導者達。 遡る事、二度に渡り、世界を未曽有の危機より救ってきたシンフォギア装者達も、その力を日本政府保有の軍備とみなされる以上、たとえ人道的救護支援であっても国外での活動はかなわず、待機を余儀なくされるのであった。 それから経過する100日余り。フロンティア事変以降、認定特異災害『ノイズ』の観測は一例としてなく、事の顛末を知る誰もがノイズの根絶と被害の終息を予感していた頃。本部にてモニターへと向かっていた朔也とあおいは、ノイズとは異なる、だが近似した反応波形を確認する。場所は、横浜港大さん橋ふ頭付近。 そこには、小さな匣をかかえ、逃げるように駆ける黒衣――<廃棄物11号=エルフナイン>の姿が見られた。 今はまだ、やがて訪れるその脅威に気づく者はなく、夏の夜空に、ただ赤き粉塵が舞い踊るのみであった。 世界を破壊する、歌がある クロス元:戦姫絶唱シンフォギアGX×エルドランシリーズ (C)サンライズ (C)Project シンフォギアGX ⇒To Be Continued... |
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