魔法学園エルドラン・マギス(2) | |
作者: 速水 謙(はやけん) 2023年08月26日(土) 18時54分20秒公開 ID:HDm.0JjvyEs | |
チアの三人は部活の帰り道であった。 美砂 「昨日は本当にすごかったわね。」 円 「まさか、私が地球を守っちゃうなんて…」 桜子 「本当に驚きだよ。」 とその時三つの光が山に落ちるところを発見した。 桜子 「なんだろう?」 美砂「いってみよう。」 円 「ちょっと・・あんた達・・・」 三人は光が落ちた場所へ行ってみるとそこには虎、象、鷹を模したロボットがあった。 桜子 「もしかして・・・」 美砂 「これも・・・・・」 円 「エルドランさんのロボットじゃ・・・・」 今、第二のエルドランの戦士が降臨する 第3話【元気爆発のロボットみ〜っけ!】 帰り道に桜子、美砂、円のチア3人組は山奥で発見した三体のロボットを発見した。 円 「これが、エルドランさんのロボット・・・・」 桜子 「美砂、円!あたしは虎ロボットに乗っちゃったから、美砂は象と円は鷹に乗って!」 桜子はトラのロボットに乗り、美砂はゾウのロボットに乗り、そして円はタカのロボットに乗り出した。 桜子 「かっこい〜!!ほにゃらぱー!じゃ、行くよ!」 美砂 「桜子ったら・・・」 円 「二人とも、モニターを見て!」 三体のロボットのデータが現れた。 円 「虎は『ゴウタイガー』で象が『キングエレファン』、鷹が『マッハイーグル』ね」 美砂 「私たちもエルドランさんのロボットのパイロットになるかもしれないわね。」 桜子 「よーし!!頑張るよ!!」 その頃麻帆良では一人の赤い髪をした女性とクロセスがいた。 ??? 「ここが麻帆良の街で間違いないわよね。クロセス。」 クロセス 「もちろんでございますよ、リリム様!!」 リリム 「シャドーは失敗したけど私はそうはいかないわよ。私のかわいい魔界獣ちゃんがやってくれるわよ。いくわよ。」 リリムは呪文を唱えた。 リリム 「ゾイワコ ノイワコ マカイヤ ゾイワコ 永遠の眠りから目を覚まし、今こそ出でよ我が前に ハズラム サライヤ!!」 リリムの前に蠍のような魔界獣が現れた。 リリム 「それから一気にいくわよ!!魔界獣よ!!更なる闇の力で生まれ変わるがよい!!」 リリムはデーモンクリスタルを出すと蠍魔界獣に食べさせた。その姿をどんどんと変わっていき、針が注射器となった巨大な蠍となった。 サソリンガー 「ソリソリー!!!」 リリム 「行け!!魔界獣サソリンガー!!」 魔界獣サソリンガーはリリムの命令に従い、麻帆良の街を襲い始めた。 それを見たチアの三人は 桜子 「あっー!!!怪獣が街を襲っている!!」 美砂 「この間見た奴とは別みたいだけど・・・」 円 「でもとにかく行かなきゃ!!」 桜子 「よーし!!発進!!」 桜子は3Aブレスを押した。 すると・・・ 「ガオオオオオオオオオ!」 「パオオオオオオオオオ!!」 「キイイイイイイイイイ!!」 ゴウタイガー、キングエレファン、マッハイーグルは咆哮すると麻帆良へと向かった。 そのころ街ではサソリンガーが街を襲っていた。そこへ桜子達が乗ったロボット達がやってきた。 リリム 「なんだ?シャドーが言っていたロボット達とは違うわね。まあいいわ。サソリンガー!!そのロボット達をやっつけなさい!!」 サソリンガー 「ソリソリー!!!」 サソリンガーは三機に襲い掛かった。 桜子 「うわあー!!危ない!!」 円 「いきなり襲い掛かってくるなんて許せないよね。」 美砂 「ねぇ、モニターにこのロボットの使い方が乗っているよ。二人もブレスのボタンを押して!!」 三人はブレスのボタンを押すとゴウタイガー、キングエレファン、マッハイーグルは人型へと変形した。 円 「変形した。」 桜子 「ようし!!ゴウサーベル!!」 円 「マッハアロー!!」 美砂 「キングトマホーク!!」 三体はチアリーディングのプレイと同じような攻撃法でサソリンガーを攻撃した。 サソリンガー 「ソリー!!」 リリム 「えーい!!何をやっている!!早く倒すのだ!!」 サソリンガーは尻尾を振り回すと三機を吹き飛ばした。 桜子 「いたたた・・・」 美砂 「どうすれば・・・・」 すると連絡が取れた。 鈴音 《おー、三人もロボットを手に入れたネ。よく聞くよ。その三体もライジンオーと同じく合体できるネ。》 円 「本当!?」 桜子 「さすがは超りんだよ!!」 そして・・3Aブレスからメダルが現れ、そして・・・ 桜子 「ガンバルガーミラクル合体!!」 桜子達はメダルを3Aブレスに入れた。すると三機は変形を開始した。ゴウタイガーは胴体と腰に、キングエレファンは両脚に、マッハイーグルは上半身となり、重なり始めた。最後には頭部が出現した。しかしまだ終わりではなかったガンバルガーは両腕を天に上げるとそこからゴウタイガー・アニマルモードの頭部が現れ、それを胸に装着した。そしてその雄姿を見せた。 リリム 「あれはエルドランに仕えしロボットか・・・くっ、魔界獣サソリンガーよ、やてしまいなさい!!!」 サソリンガー 「ソリー!!!」 サソリンガーはガンバルガーに襲い掛かろうとしていた。 桜子 「そうはいかないよ!!ガンバーファイヤー!!」 ガンバルガーは胸の虎の口から火炎を放ち、サソリンガーを攻撃した。 サソリンガー 「ソリー!!」 美砂 「効いているみたい!!」 円 「一気にとどめよ!!」 桜子 「よーし!!いくよ!!」 するとガンバルガーの左腕にキングエレファンの頭部を模した盾ガンバーシールドが現れた。ガンバーシールドの牙部から光のブーメランを2本放ってサソリンガーを拘束し、空中に固定した。つづいてガンバルガーは地面から炎をまとったガンバーソードを取り出した。そしてそのままサソリンガーに突進し・・・ 桜子 「ガンバーファイナルアタック!!!!!」 そのままサソリンガーを一刀両断にした。 サソリンガー 「ソリー!!!!!」 その瞬間サソリンガーは爆発四散した。 桜子 「元気爆発ガンバルガー!!!!!!!」 リリム 「おのれ・・・ライジンオーに続いてガンバルガーまでも・・・・」 リリムはその場から消えた。 翌日 運動部の四人組は麻帆良の街を歩いていた。 まき絵 「まさかチアの三人までロボットに乗っちゃうなんてね。」 裕奈 「本当だニャ〜。羨ましいよね。」 亜子 「でもあんな怖い敵と戦えるやろうか?」 アキラ 「まだあと残っているというからね。」 すると空から光が現れた。そしてそれはまき絵たちのほうに向かっていた。 まき絵 「あの光・・まさかと思うけど・・・こっちに来ないよね。」 裕奈 「そのまさかだったりしたりして・・・・・って来た!!!!!」 アキラ「みんな逃げて!!」 亜子 「ひゃあああああああああああ!!!」 四人は逃げるが飲み込まれてしまった。そして光が晴れるとそこには気絶をしている亜子のみであった。 そしてまき絵、裕奈、アキラはいつのまにか異空間にいた。 まき絵 「ここっていったい・・・亜子は・・・あっ・・・」 裕奈 「これって・・・・」 アキラ 「恐竜?」 三人の前には恐竜型ロボットが置かれていた。 まき絵 「もしかして・・・・エルドランさんのロボットじゃ・・」 今、第三のエルドランの戦士が蘇る!! 続く 次回予告 まき絵 「あたしと裕奈とアキラは恐竜型ロボットと出会っちゃったよ!仕方ないから行くよ、ゴウザウラーの力で敵の手からネギ君を守るからねぇ!」 次回 第3話【出現!熱血最強の恐竜ロボット】 まき絵 「それじゃ行くよ、ゴウザウラー、熱血合体!!」 ⇒To Be Continued... |
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