クロスシード 〜天使と竜の黄昏(トワイライト)〜(2)
作者: けん   2024年03月04日(月) 19時44分04秒公開   ID:HDm.0JjvyEs
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サリア/サリア・テレシコワ CV:喜多村英梨
パラメイル第一中隊副長。ゾーラの死後は隊長に昇格。17歳。読書の際には眼鏡を着用している。メイとは幼少の頃からの知り合い。戦友のアンを亡くした過去を持っている。兵士としての本分を弁えており、問題行動の体となるみとフィリア、アンジュに対しても努めて公正中立に接し、基本的に真面目で冷静な人物であるが、不測の事態にはもろい面もある。一人称は『私』。隊長就任後の初戦闘では、指示の不徹底から隊を危機に晒すことになり、自身も大型ドラゴンに捕縛されて絶体絶命の危機に陥るが、覚醒したヴィルキスとそれを駆るアンジュの活躍により無事生還する。一見堅物だが、男女間の恋愛に強い興味があり密かにそれに関する書物を愛読している。また、魔法少女ものにも傾倒しており、精神的メンテナンスと称して『美少女聖騎士プリティ・サリアン』などといったコスプレをし、ひとり愉悦に浸ることがままある。上手く統率がとれずヒルダから嫌味を言われるが、新種のドラゴンの攻撃で苦戦を強いられていた時、単騎でドラゴンを殲滅しようとしたアンジュを叱咤し上手く誘導することで窮地を脱し、サリアは一人も欠くことなく隊を帰還させた。これを機にアンジュとの関係もやや改善したが、その後、脱走したアンジュに再会した際には、住むところが違うことを理由に彼女への軽蔑感を露わにする。ジルのことは普段は『司令』と呼んでいるが、幼い頃からジルの姿を見ており彼女を尊敬しているため、内輪事では対等に名前で呼んでいる。アンジュが遭難した際にヴィルキスを心配するなど、いずれ自分自身に譲られるという考えからヴィルキスに執着する。脱走後に再度アンジュがヴィルキスへ搭乗することをジルに許された際には、サリアは怒りを露わにし命令違反を犯してまで搭乗している。その後独房に入れられ隊長を解任されていたが、ヴィヴィアンのドラゴン化騒動の時に解放される。その後、ジルが秘密事項であるはずの『リベルタス計画』をアンジュに話していたことを知り愕然とし、以後彼女を妬むようになる。ジュリオ率いるノーマ管理委員会直属国際救助艦隊襲撃の際に、ジルの指示により戦艦アウローラに乗せるべくアンジュを強制的に連行しようとするも逃げられ、ヴィルキスで出撃されてしまう。パラメイルで追撃しアルゼナルへ連れ戻そうとするが、行動不能にさせられ海に墜落する。そこにエンブリヲが現れて彼に拾われ、手厚くもてなされて忠誠を誓う。なるみとアンジュがサラ達の地球から戻って来た際、エンブリヲの親衛隊である『ダイヤモンドローズ騎士団』のナイトリーダー(隊長)としてストライクフリーダムキャリバー(ディオーラ)のコピー・メガラグナメイル・クレオパトラに乗り、エルシャやクリスを率いてなるみ達アンジュらの敵として対峙する。最終決戦=ラスト・リベルタスの寸前では、本人にとって腐れ縁であるジルがエンブリヲに襲われ負傷させられたことに気付き、生き残ったクリスと共に彼と決別しアルゼナルに帰環する。最終的には皆と和解し、なるみ達とアンジュを救援すべくエンブリヲに立ち向かった。

ヒルダ/ヒルデガルド・シュリーフォークト CV:田村ゆかり
パラメイル第一中隊突撃兵。17歳。ゾーラの死後は副隊長を兼務。部隊の中でも一、二を争うほど実力が高い。エンデラント連合出身で、アルゼナルには11年前に来た。新たに配属されてきたなるみとフィリアとハヤテの三人とアンジュをその挙動から『イタ姫様』と呼びサラとアスナからは『ドラ姫様』と呼んで軽蔑している。ゾーラの死後、彼女の部屋や私物を全て買い取る。腹に一物抱えている節があり、ロザリーやクリスと関係を持ち自らの派閥に取り込む。一人称は『私』または『あたし』。一方で、次第に頭角を現していくアンジュを目障りに思い、ヴィルキスのエンジンに異物(ランジェリー)を詰め込んで戦闘中にエンストするよう細工し、墜落させる。エルシャには事の真実を気付かれており、後に釘を刺されている。実は、兼ねてより母・インゲ(CV:柳沢真由美)のいる生まれ故郷に帰るための脱走計画を練っており、機会を伺っていた。フェスタの際に計画を実行に移そうとするが、シルヴィアを助けようと同じく脱走を企てていたアンジュと協力しアルゼナルからの脱走に成功。これを機に彼女への態度も軟化し、お互い気に掛けあう様になる。途中でアンジュ達と別れ生家に帰るも、後に生まれた妹(CV:前田玲奈)に同じ名を付け新たな生活を欣幸していた母親の姿を目の当たりにする。その後、彼女から拒絶され罵声を浴びせられ、そのショックから失意の内に歩いていたヒルダは検疫官に抵抗することはなく痛めつけられ、拘束されてアルナゼルへ強制送還された。後日同じく戻ってきたアンジュと反省房で互いの顛末を語らい、『自分達ノーマを拒絶する世界を壊したい』という共通の思いを抱き、完全に和解する。後にサリアが命令違反をしたことで、アルナゼル襲撃を機に第一中隊の隊長代理を務めることになり、ロザリーやクリスとの仲も修復された。行方不明だったなるみとアンジュが無事戻ってきて心から喜んでいたが、態度が一変し改めてアンジュを本気で想う様になり、一緒にいたタスクとの関係は快く思っていなかった。エンブリヲの元に単身向かおうとするジルを拘束し、指揮権を剥奪された際に、後任として指揮を任される。なるみとアンジュの帰還後、指揮権をアンジュに託し、相思相愛となった。

エルシャ CV:小清水亜美
第一中隊重砲兵。雰囲気の通りのおっとりとした性格だが、時折ぶっそうな発言をしたりプロレス技をかけたりする怒らせるとヤバい人でもある。観察力が高く、ヴィルキスが原因不明の墜落を起こした原因も即座にヒルダのせいだと見抜いている。一人称は『私』。エンブリヲからストライクフリーダムキャリバー(ディオーラ)のコピーであるメガラグナメイル・レイジアを与えられ、サリアらと共にエンブリヲ側に寝返る。ラスト・リベルタスではアウローラのブリッジに詰めていたが、仲間を守るべく出撃、機体に大きなダメージを負いながらも、撃墜されそうになったヴィヴィアンを救助した。

ロザリー CV:石原夏織
第一中隊軽砲兵。ヒルダ派の一人。ヒルダと同様、ゾーラに囲われていた少女であり、彼女の死後はヒルダに買われる。アンジュを憎んでおり、様々なイタズラをしかけるが半分くらいの確率でしっぺ返しを食らっている。フリゲート級ドラゴンとの戦闘にアンジュのおかげで勝利し大金を手にした後彼女とはある程度和解した。一人称は『あたし』。アルゼナルが制圧され出撃した際、クリスが撃たれたのを見たことで怒りを露にする。また、親友のクリスがサリアらと共に叛旗を翻したことに嫌悪を抱くが、エンブリヲに見捨てられ自暴自棄になる彼女をヒルダと必死の説得の末、和解を果たしその後アルゼナルに帰還する。

ヴィヴィアン/ミィ CV:桑島法子
第一中隊突撃兵。パラメイル第一中隊の突撃兵。幼い外見に似合わず、卓越した技能を持つエースライダー。常に棒付きキャンディをくわえているが、この中には後述するドラゴン態にならないための抑制剤が含まれているためである。一人称は『あたし』。10年前、遠征に行った母・ラミアの後を追ってアンジュ達がいる世界に迷い込んだシルフィスの一族である。ジル達アルゼナル上層部はこの事実を把握しながらも隠蔽のため変異抑制剤を与えていた。当初からアンジュに好意的に接しており、彼女に拒絶されてもあきらめずに親交を深めようとする。裏表のない明朗快活な性格であるが、不謹慎な発言を『クイズ』と称しては相手に所構わず無神経でする一面があり、時に相手の逆鱗に触れることも。寮のベッドはハンモックのような吊るし型。およそ整理整頓には無頓着な性分で、サリアと同室だが、彼女のスペースだけごみなどで散らかっている。また、ゆるキャラの『ペロリーナ』にハマっており、アクセサリーを集めている。

クリス CV:小倉 唯
第一中隊重砲兵。ヒルダ派の一人。常にロザリーと行動を共にしており、たまに彼女のしっぺ返しの巻き添えを食らう事も。ロザリー同様フリゲート級ドラゴンとの戦闘で死にかけていた所をアンジュに助けられて以降彼女とはある程度和解する。また、フェスタの大運動会では意外な特技を見せ見事優勝した。搭乗機体はエルシャ同様ハウザーだがカスタムは殆どされていない。一人称は『私』。そこに現れたエンブリヲにより治癒されて助けられ、その後はエンブリヲからストライクフリーダムキャリバー(ディオーラ)のコピーであるメガラグナメイル・テオドーラを与えられ、サリアらと共にエンブリヲ側に寝返る。最終決戦直前ではエンブリヲに見限られターニャとイルマが死亡した後、恐慌状態に陥り自暴自棄になるが、ロザリーとヒルダの決死の説得と謝罪により皆と和解し号泣。アルゼナルに帰還する。最後の戦いではヒルダにテオドーラを託した。

ゾーラ/ゾーラ・アクスバリ CV:根谷美智子
アルゼナルのパラメイル第一中隊隊長。経験豊富な年長ライダーで、過去の負傷により右目が義眼となっている。一人称は『あたし』。同性愛者であり、ヒルダをはじめとした数多くの若い兵士達を囲っており、アンジュも手籠めにしようとファーストキスを無理矢理奪う。その直後の戦闘でドラゴンの群れを壊滅寸前に追い込むも、ドラゴンに追われる恐怖で錯乱するアンジュにしがみつかれて巻き添えになり、最後に残った大型ドラゴンの攻撃を避けきれず戦死する。

【その他のメイルライダー】
エレノア CV:葉山いくみ
パラメイル第二中隊の隊長。ドラゴンがアルゼナルを襲撃した際に出撃するが、サラが龍神器のテストと称して放った焔龍號の収斂時空砲にて戦死した。

ココ CV:辻あゆみ
アンジュリーゼ(後のアンジュ)と同期の新兵。絵本とプリンが大好きでありその幼さゆえに夢見がちな少女である。マナの世界を魔法の国と呼び、その世界の元皇女であり高い身体能力と美貌を兼ね備えるアンジュリーゼに強い憧れを抱く。ヒルダにプリンをパクられたアンジュに自分の大好きなプリンをプレゼントするが自室で捨てられてしまう(なお後日アンジュはマズさから涙を流しながらきちんと完食)。初陣で敵前逃亡してミスルギ皇国に帰ろうとするアンジュリーゼに付いていこうとするが、アンジュリーゼに気を取られすぎて上空から出現したドラゴンに気が付かず攻撃を受け戦死してしまう。本名はココ・リーブ。

ミランダ CV:茅原実里。
ココの友人でアンジュリーゼ(後のアンジュ)の同期の一人。面倒見がよくアンジュリーゼにレターセットとペンの買い方を教える。死亡後なおも逃亡しようとするアンジュリーゼを静止しようとしてココの死に涙を流しながら付いて行くがその途中でドラゴンに足蹴にされ空中に放り出された所を三体のドラゴンに捕食されてしまい戦死する。本名はミランダ・キャンベル。

ベティ
パラメイル第三中隊の隊長。名前のみ登場。ドラゴンがアルゼナルを襲撃した際に出撃するが、サラが龍神器のテストと称して放った焔龍號の収斂時空砲にて戦死した。

シャノン、カミラ、ナンシー
パラメイル第三中隊の生き残り。シャノンは茶髪の女性、カミラは眼鏡をかけた金髪の女性、ナンシーは黄緑色の髪の女性である。最後にジュリオの艦隊と交戦していたが、アンジュがアウローラへ合流した頃にはおらず、戦死している。

ターニャ/ターニャ・ザビロワ&イルマ/イルマ・カンクネン CV:上田麗奈、森なな子
パラメイル第三中隊の生き残りで、ジュリオによるアルゼナル総攻撃の際にヒルダの指揮下に入ったメイルライダー。しかしその戦闘中に機体ごと捕獲され、その後エンブリヲの配下となってストライクフリーダムキャリバー(ディオーラ)のコピーであるラグナメイル・ビクトリアとエイレーネを与えられ、ナイトリーダーとなったサリアの指揮下に入る。ラスト・リベルタスではナーガとカナメと交戦するが、エンブリヲによってドラゴンの群れの中に強制的に転移させられ、時間稼ぎの囮として使い捨てにされた。機体制御を奪われたまま大型ドラゴンと戦闘するが、ラグナメイルごと食い潰され、戦死する。

アン/アン・エルガー
サリアとエルシャのかつての同期。男勝りな性格で、一人称は『俺』。勝負事が大好きでサリアとよく張り合っており、訓練では常にトップ争いをしていた。出撃する際、帰還したら育てたトマトの味で勝負をする約束をしていたが、皮肉にも最初に戦死し、その約束を果たせなかった。

メアリー、マリカ、ノンナ CV:鬼頭明里、大森日雅、青木瑠璃子
サリアら主力メイルライダーの離反により、補充要員として急遽採用された3人の新米ライダー達。ロザリーが指導係を勤めていたが、本人達はエースであるヴィヴィアンに欣慕の念を抱く。ミスルギ皇国での戦闘にて、マリカはクリスに撃墜されて、戦死する。その後、ラスト・リベルタスに参加し、主にアウローラの護衛に就いた。

リリア、アリエス、ミルファ CV:斉藤千和、中原麻衣、渕上 舞
新たにサリアら主力メイルライダーの離反により、補充要員として急遽採用された新米ライダー達。リリアは明るい性格を持ち赤色のツインテールヘアーの少女、アリエスは男勝りで勇敢な青色のショートヘアーの少女、ミルファはおっとりしてお嬢様っぽい言葉を持つ頭に飾った大きいリボン付きで桃色のロール&波型ロングヘアーの少女、ミスルギ皇国での戦闘にて、ヴィヴィアンと共に行動するが、アリエスはターニャのビクトリアとイルマのエイレーネの銃撃からミルファを庇い戦死する。決戦後に夕焼けの中でリリアとミルファはサリア、ロザリー、クリス、エルシャ、メアリーとノンナ、メイ、マギー、ジャスミンと共に戦死したアリエスとマリカ、ターニャとイルマ、ジル=アレクトラの墓石に見ながら悲しむ表情を持ち心を痛める。

【メイルライダー達をサポートする関係者】
ジル/アレクトラ・マリア・フォン・レーベンヘルツ CV:本田貴子
アルゼナルの総司令官。かつてはガリア帝国の第一皇女であったが10歳の頃にノーマと発覚してアルゼナルに送り込まれ、公式には病死した事にされている。皇族からの初めてのノーマであり、ヴィルキスに乗るメイルライダーであったが、メイが3歳の時に当時の『リベルタス』の失敗により右腕と指輪を失う程の重傷を負い、その時に戦友も亡くしている。以後は右腕に機械の義手を装着している(義手には対エンブリヲ用に凍結バレットを仕込んでいる)。喫煙者でもある。自他共に厳格であるが、アルゼナル内での人望は非常に厚く、周囲から慕われている。アルゼナルに送られてきたなるみとアンジュリーゼを手荒い身体検査で迎え、その後も自分自身がノーマであるなど現実を受け入れられない彼女に対し何かと厳しく接する。彼女が初出撃にて身勝手な行動を取りゾーラ隊長以下3名を死亡させた際も、安易に戦いの場から降りることを許可せず『戦って死ね』と叱責。乗機を失ったアンジュリーゼにヴィルキスと彼女の指輪を与えなるみにディオーラを与える。厳格な性格であるが、周囲に翻弄される形でアルゼナルに送り込まれてしまったアンジュリーゼを気遣うような面も見せる。また、アンジュがあわや処刑寸前だったモモカを大金を積んで買い取ろうとした際も、『金さえあればここでは何でも手に入る』として、アンジュの行動を容認する。アンジュがシルヴィアを助けに行くためにアルゼナルを脱走した際には、タスクに依頼してなるみとアンジュの救出に向かわせている。エマには内密で『リベルタス』という計画を実行に移そうとしており、ジュリオの艦隊がアルゼナルに攻撃してきた時アルゼナルの最下層に秘匿されていた潜水母艦アウローラに移乗しついに『リベルタス』を発動、基地にいるノーマに指示を出した後生き残りを収容してアルゼナルから発進させる。もう1つの地球から戻ってきたアンジュから事情を聞いた後、ドラゴンとの共闘を決定する。しかし、リベルタスの成功に執心するあまり、ドラゴンもアンジュもヴィルキスもそのための『道具』だと言い切り、サラ達を囮にしてアンジュ達にエンブリヲの暗殺に向かわせる作戦を立案。更にモモカを人質にしてアンジュに命令を実行させようという強行手段に出てしまう。その後、タスクの機転で脱走したアンジュと格納庫で一騎討ちし、敗北。実はエンブリヲの傀儡となっており、男女の関係となっていた。今でもエンブリヲの呪縛からは逃れておらず、単身向かおうとした際にヒルダ達に拘束される。10年前に蜂起したリベルタスの真実を話し、事実を知ったジャスミンに指揮権を剥奪される。ラスト・リベルタスではストライクフリーダムキャリバー(ディオーラ)のコピーであるメガラグナメイル・レイジアを遠隔操縦しギガントドラグーン=ギガントキャリバーに乗りサリアと戦う。アウラ復活後、エンブリヲを捕縛するが、エンブリヲの正体に気付いたところで重傷を負う。その後サリアによりアウローラに運ばれアウローラ乗員達に見守られながら息を引き取られ戦死する。

エマ/エマ・ブロンソン CV:ゆかな
ノーマ管理委員会からアルゼナルに送り込まれた監察官で、モモカが来るまでは施設内では唯一の人間マナだった。軍務官として規律に厳しくはあるがノーマに対しては多少の差別意識を持つ程度で、ジル=アレクトラとの関係は良好。アンジュを中心に起こる揉めごとに頭を痛めている。アルナゼルが攻め込まれた際にノーマ達と同じく銃殺されそうになったのが原因で、その後はなるみとアンジュの帰還後に知った世界の秘密を知り戦う決意を固め、ラストリベルタスに参加、最後まで戦い抜いた。

マギー CV:豊口めぐみ
アルゼナルの軍医。ジル=アレクトラの親友で、腕も確かな女性。ジルの右腕を治療する際に異様に興奮するなど、サディストの気質がある。次元融合の危機が去った後は真実の地球へ移住し、病院を建築している。

モモカ・荻野目(-おぎのめ) CV:上坂すみれ
ミスルギ皇国第一皇女アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギの筆頭侍女にして働き者な世話焼きのメイド。本来の役目はアンジュリーゼがノーマであることを本人にも秘匿するため、『皇族は自らマナを使わず、近辺の者に使わせる』という建前で代わりにマナを使うことだったが、幼い頃に怪我をした際自分を気遣ってくれた彼女への恩義から、自らの意思でアンジュリーゼに仕えている。一人称は『私』。その忠誠心はアンジュリーゼが皇国を追われてからも変わらず、そこにつけ込んだジュリオに偽情報を掴まされた上で、アンジュリーゼに会うために物資輸送艇に密航してアルゼナルに侵入、すっかりアンジュへと変貌した彼女と再会する。大浴場で『私の全てはアンジュリーゼ様で出来ています』と言いながらアンジュの背中を撫でながら頬を寄せるなど若干ヤンデレの気がある。長年騙されていたことに憤るアンジュからは冷たくあしらわれるも、彼女を敬う気持ちを示し和解する。その後、アルゼナルの機密保持のため処刑されそうになるが、すんでの所でアンジュが大枚をはたいて身柄を買い取ったため難を逃れる。以降はアンジュの庇護のもと、引き続き専属メイドとして仕えている。普段はおっとりとした性格ではあるが、前述のアンジュへの忠誠心の高さから垣間見ることができるように芯の強い性格でもあり、アンジュのためなら時にアンジュをも大胆だと言わしめるくらいの行動力を持っている。その後リィザを助けているが、彼女の行為に対しアンジュに詫びするよう咎めている。エンブリヲとの戦いの中では彼の支配をなるみとアンジュへの忠義で撥ね退けるも、胸を撃たれた上にエンブリヲを道連れに崖下へと落下し生死不明となる。実は服の中に入れていたフライパンで銃弾を受け止めたことで命拾いしており、後に同じく生きていたタスクと共に孤島でなるみとアンジュと合流、ラスト・リベルタスではマナが使えなくなったがアウローラにて給仕係として乗り込みブリッジクルーを支えた。次元融合の危機が去った後はなるみ達とアンジュに従って真実の地球へ移住、『喫茶アンジュ』の従業員となった。

メイ CV:渕上 舞
第一中隊の整備班長。14歳。リベルタスにおいて、パラメイルやラグナメイルの修理や整備の技術を受け継ぐ『甲冑師の一族』の継承者。一人称は『あたし』。整備技術は一流であり、『(ヴィルキスが壊れたら)命を懸けて直す。それが一族の使命』と発言するほどで、曰く、機体を整備するときにその機体のパイロットの気持ちを感じ取れるらしい。

ジャスミン CV:玉川砂記子
アルゼナルにある市場『ジャスミン・モール』の店主。基地内最年長であり、ジルの義手の整備も担当している。被差別階級であるノーマでありながら一般人との商業ルートを持ち、さらには大量の物資を購入しアルゼナルに運び込めるという、謎の多い人物。また、水着着用が義務付けられている『フェスタ』にあって、普段着のままたこ焼きを焼いている。一人称は『私』。金銭にがめついところもあるが、アルゼナル内での母親的存在でもあり、戦死した兵達を弔う際も『親族』として同席する。生い立ちや境遇故に周囲とうまく打ち解けないアンジュにも分け隔てなく接し、助言をする事もある。『バルカン』という用心棒兼マスコットの犬を側に連れている。かつてはアルゼナルの司令官で、ジルはその時の部下である。またジルが提唱している『リベルタス計画』についても詳細を把握している。ただ、多数の死者が出ることが予想されるリベルタス計画の遂行に慎重な姿勢を示している。ジルが単身エンブリヲの元に向かおうとしてヒルダ達に拘束された際に、彼女から指揮権を剥奪した。ラスト・リベルタスではアウローラのブリッジで指揮と操舵を担当していた。エンブリヲとの決戦後、戦死したジル、イルマ、ターニャ、マリカ、アリエスの墓石を作らせている。

バルカン
ジャスミンモールのマスコットで、用心棒も兼ねる大型犬。万引きは絶対に見逃さない。アンジュを威嚇するなどヒルダ一派同様嫌っている模様。しかしアンジュがアルゼナルを脱走する際は大量のハンバーガーで買収された(なお本来犬にハンバーガーをあげてはいけない)。次元融合の危機が去った後は真実の地球へ移住、アンジュの提案で『喫茶アンジュ』のマスコットペットとなった。

パメラ CV:初谷順子
アルゼナルの主任オペレーターを努める金髪の少女。担当は統括管制。アウローラでは操縦席を担当。次元融合の危機が去った後は真実の地球へ移住、『喫茶アンジュ』の従業員となった。

ヒカル CV:森なな子
アルゼナルのオペレーターを努める赤髪の少女。担当はパラメイルの発着管制。アウローラではレーダー席を担当。次元融合の危機が去った後は真実の地球へ移住、『喫茶アンジュ』の従業員となった。

オリビエ CV:東山奈央
アルゼナルの新米オペレーターを努める緑髪の少女。担当はメイルライダーのモニタリング。アウローラでは通信席を担当。次元融合の危機が去った後は真実の地球へ移住、『喫茶アンジュ』の従業員となった。


⇒To Be Continued...

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