魔法学園エルドラン・マギス 超特別編 第10弾・プリキュアオールスターズ〜かいぞくのともだち〜(2)
作者: けん   2024年03月17日(日) 08時50分02秒公開   ID:HDm.0JjvyEs
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伊賀崎忍術道場
???
「何だよ?これは・・」
彼はラストニンジャである伊賀崎好天の孫、伊賀崎天晴は祖父の言ってた忍タリティでラストニンジャを目指している存在で実は手裏剣戦隊ニンニンジャーのリーダー・アカニンジャー。
???
「あの・・」
天晴
「誰だ?!」
しかし伊賀崎忍術道場に何者かが見学し天晴と話し合いに来たのはマゼンダ色のツインテールとシアン色の瞳を持ち三色の宝石付きのティアラとエメラルドグリーン色のイヤリングにピンク色のフリル系のリボン付きのロングドレスを纏った可憐な顔立ちを持つ少女だった。

???
「お話があります・・私の故郷・ハルモニアを守った 40人のプリキュア達の命を狙っているんです」
天晴
「何、プリキュアの命を狙っている奴がいるだと!!」
???
「そうなのです。その為に貴方達の力もお借りしたいのです」
天晴
「分かったぜ!!俺達に任せろ!!」
???
「ありがとうございます!!」
すると・・・

???
「お兄ちゃん!?」
天晴
「風花、帰って来たか!」
そこへお使いから帰ってきた伊賀崎風花は天晴に兄思いを持つ頑張り屋の妹でシロニンジャー。
風花
「ところで誰なの、プリキュアを殺そうとする敵って?」
???
「宇宙帝国ザンギャックという組織です。後申し遅れました。私はハルモニア王家の正統なる後継者エクセリア・シンフォニア・ハルモニアと申します」
そう、この少女はハルモニアのプリンセス・エクセリア・シンフォニア・ハルモニアは王の娘あるいは王女の妹である音楽とカーニバルが大好きなお姫様。腰につけていたのはプリンセスパフュームの入ってたキャリーとエクセレントドレスアップキー(オールスターズキーと同型)と歴代プリキュアをイメージしたレジェンドドレスアップキーである。

その頃、ディスダークの本拠地となったホープキングダムの城、統治したのは絶望の大魔女ディスピア、配下のクローズ、シャット、ロックの三人――ディスダーク三銃士である。

クローズ
「ディスピア様、俺にプリキュアを倒す許可をくれよ」
シャット
「何を言ってる、プリキュアを始末するのが私の役目のみ」
クローズ
「何だと、てめぇ」
ディスピア
「静まれっ」
クローズ・シャット
「「!?」」
ディスピア
「仲間割れしている時ではないぞ」
シャット
「・・・」
クローズ
「ちっ」
ロック
「仲のいい2人、僕も気に入ったよ」
しかし何者かが入ってきた。
ディスピア
「何者だ」
???
「お初に目にかかります、ディスダークの絶望の大魔女、ディスピア殿」
シャット
「見慣れない奴だな。これは尋ねるのみ」
ロック
「初めて見る奴だね」
クローズ
「何だてめぇは!?」
???
「僕は幻月様に仕える牙鬼軍団小姓・十六夜九衛門」
三銃士の背後から現れたのは牙鬼軍団一の妖術使い・十六夜九衛門である。
ディスピア
「待っていたぞ。話とは一体何だ?」
九衛門
「知っているかも知れませんがザンギャックが幻影帝国という国と共にプリキュアの抹殺をしようとしているので我々も加わるために同盟しに来たのです」
ディスピア
「それならいいだろ」
ロック
「いきなり決めるとは驚きだね、ディスピア様」
???
「面白そうじゃない?ディスピア三銃士とやらは・・・」
クローズ
「てめぇは!?」
???
「あたしはレジーナ・・ディスピアの娘よ」
彼等の元に来たのはかつてのキングジコチューの娘と名乗る少女・レジーナはアン王女が託した二つの中の黒いプシュケーの半分の一つから生まれし者でジコチューのもとで育てられプリキュアと敵対し、目の色は赤い瞳になっている、それは首に付けてた洗脳リング――ディスピアの魔力で作られている。

レジーナ
「あたし達もアンタ達に協力するわよ」
クローズ
「てめぇ・・俺達にケンカ売る気か?」
レジーナ
「ふっ・・プリンセスプリキュアとやらに苦戦している奴が偉そうに言うんじゃないわよ」
クローズ
「何っ!?」
ディスピア
「よせ、彼女も協力しているのだ。静まれ」
シャット
「しかし・・・」
???
「お母様の言う通りですよ」
レジーナと三銃士の前に現れたのは城へ帰還したのは漆黒の仮面少女である。
レジーナ
「貴方もいたのね」
九衛門
「君は・・」
???
「私は・・」
少女は仮面を取りあっさり投げ捨て壊しシャットが彼女を九衛門に紹介を始めた。
シャット
「忘れたのか九衛門?『絶望のプリンセス』と名乗るこの美しきお方こそ、ディスピア様の御息女にしてディスダーク一の正当なる後継者トワイライト様であらせられる!頭が高い!」
九衛門
「なるほど、君が正当なる後継者トワイライト殿・・」
トワイライト
「その通りですよ。レジーナも大人しくした方が良くってよ」
レジーナ
「解ったわ、トワイライト」
そう、彼女こそがディスピアの娘である『絶望のプリンセス』と名乗るディスダーク一の正当なる後継者トワイライトは自分を『唯一無二のプリンセス』と自称しプリキュア達の前に立ちはだかる存在。
ロック
「やれやれだね」
そして・・・
ディスピア
「トワイライト 三銃士達よ。レジーナと九衛門と共にプリキュアを抹殺するのだ!!」
クローズ
「ちっ、気に入られねぇがディスピア様が言うなら仕方ねぇ」

そしてトワイライトは三銃士と九衛門はレジーナと共に幻影城へ向かった。

海の中にある建物――それはデーボス軍の基地である氷結城であった。

???
「何かみんな集まっているけどどんな話なのかな?」
???
「急に呼ばれるなんて頭がいてぇな」
???
「あら〜、前向きにいかないとだめよ」
???
「キャンデリラ様、少し静かにしましょうよ」
会話を初めたのは悲しみの戦騎アイガロン、怨み戦騎エンドルフ、怒り戦騎ドゴルド、喜びの戦騎キャンデリラ、楽しみの密偵ラッキューロの4人、すると・・・
???
「ドゴルド、幻影帝国からの警告が来たぞ・・幻影城へ行け、君の役目はプリキュアを倒すのだ!!」
彼等の前に出現したデーボスの配下の一人・百面神官カオスである。

ドゴルド
「わかったぜ。それより俺にはカンブリ魔よりも強力な体がいるぜ」
カオス
「心配することはない。すでに調べている」
ドゴルド
「カオスのダンナの言う通りにするぜ」
そしてドゴルドは幻影城へ向かった。

エクセリア
「お願いです。プリキュアを助けるためにも皆様のお力が必要なのです」
天晴
「勿論だぜ、燃えてきたぁ!!」
エクセリア
「ふふふ、面白い方ですね」
風花
「こんな兄ですみません・・・」
エクセリア
「そんなことありません。それではお願いします」
風花
「お兄ちゃん、行くよ」
天晴
「よっしゃ、行くぜ!!」
プリキュア達を救う準備に出たが・・

???
「天晴!!」
天晴
「ギクッ!」
駆れたの背後にいたのは・・・・
天晴
「オ、オヤジ!」
風花
「お父さん!」
そう彼が天晴達の父・伊賀崎旋風である。
旋風
「行くのはみんな揃ってからだ・・」
天晴
「でも・・」
旋風
「まぁまぁ少し待ちなさい」
しかし・・・

???
「待つ必要はない、叔父さん!」
天晴・風花
「「!?」」
彼等の前に着地したのは・・・・

???
「加藤・クラウド・八雲、只今推参!」
そう天晴の従兄弟の一人・加藤・クラウド・八雲――アオニンジャーは魔法の勉強を習っていた日本とイギリスのハーフで彼等の元へ来ていた。
天晴
「八雲! イギリスにいたんじゃないのか!?」
エクセリア
「あのあなたは・・・」
八雲
「今、戻ってきたばかりだ。それに、俺だけじゃないぞ」
しかし、その瞬間・・・

???
「スキあり!!」
天晴
「!?」
シュルルルル
バッ
???
「あれ?防がれちゃった」
天晴
「隠れているのは解っているぞ、大人になってもいたずら好きだな・・凪」

「バ、バレちゃった・・タカちゃん、風ちゃん、やっくん」
天晴達の前に現したのは松尾 凪――キニンジャーである。

八雲
「相変わらず隙が多いのも変わってない。イージーだな」

「え!?」
しかし、背中に『背後に注意』という紙が貼ってあった 。
風花
「『背後に注意』だって」
天晴
「お前もな、風花」
風花
「え?背中に貼ってる!!」

「紙に『背中に注意』って書いているよ」
???
「二人とも甘いですね」
風花
「その声は・・・霞ちゃん!!」
???
「大当たりです!!」
最後に現したのは百地 霞、大学生でモモニンジャーなのである。


「それはさておきあなたがエクセリアさんですね」
エクセリア
「はい」

「プリキュア達の命を狙っているのは牙鬼軍団もやっていることが解りました」
天晴
「俺達に任せてくれ!!」
旋風
「これで揃ったな、プリキュア達を救う場所は横浜だ。すぐに向かってくれ」
天晴
「分かった、皆行くぞ!」
全員
「「「「おう!!」」」
そして、ニンニンジャーは横浜へ向かい、プリキュア達の救出に向かった。

エクセリア
「これで大丈夫かしら?」
側近
「何とかなった思われます、姫様」
エクセリア
「そうですね。これでプリキュアの皆さんの命は守られるでしょう」
側近
「ハルモニアへ帰りましょう、国王と王妃の安否が心配です」
エクセリア
「分かったわ」
そしてエクセリアはドラゴン型の飛行艇に乗って、久しぶりの故郷のハルモニアへ帰還する。


⇒To Be Continued...

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