(DLORY DEY) ( No.1 )
日時: 2007/07/03 00:01:41
名前: 春歌

灰色の厚い雲が青い空を覆っている


「つまんなーい」
帽子を深く被りなおして前を見る
「まだまだ・・・か」
待っている愛おしい人はまだ来ない
「早く来て」、そう思いながらも
「まだこないで」って思ってる自分もいる
「もぉ最低!!!」
こんな天気の悪いじめじめしたところに
3・時・間もほうって置かれるなんて!!
こんなとき、仲間は大切だなぁ・・・って思う
だって、笑ってるみんなはきらきら光るダイアモンドみたいだったから
でも、、、それは本気でぶつかった時じゃないと
なかなか見れないんだよね〜〜〜
「責めれないのに、責めようとしちゃうんだよな〜」
あ〜もうっとびざを抱え顔を埋める
マジで悩む、、、、
早く帰ってこい、そんなことを良いながら待ってたら

『迷ったときには風に聞けば良いぞ!!』

不意に貴方の言葉を思い出して、その通りに風に問う
「ねぇ、愛しのあの人はまだ来ないかしら?」
冗談半分、半分本気にして問う
びゅぅっと強い風が吹いたと思うと
「よ!!」
「んな!!!なんで////」
上から声をかけたのはずっとまっていたあの人
自然に上を見上げるような形になって気がついた
「晴れてる・・・」
「んあ?それがどうした??」
「いや・・・先までくもってたから」
「ふ〜ん」
青い空で太陽は輝き、灰色だった雲も今は真っ白だ
貴方が連れてきてくれたのかな?・・・
そんなこと思いながら苦笑した
「ほら、行くぞ!!」
突然かけられた言葉に戸惑いながらも彼の後を追いかける
「あ!!まってよ!」
どしゃぶりの雨も、強い北風も
まぶしい太陽も、流れる雲も
全部受け止めて、引き連れて
輝こう・・・・今しかないこの日々を!!
「ねぇねぇ・・・合言葉覚えてる?」
「あぁ、それがどうかしたか?」
「せーのでさ言わない?」
「?・・・いいぜ」
「「せーのっ」」
    
『GLORY DEY!!!』

私は旅路を急ぐ、青い空の下貴方に手を引かれて

GLORY DEY〜輝くその日〜
(ほかの人は違っても私たちは私たち
 ・・・・・・少なくとも貴方は私の太陽なのです)