トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
会話式リレー小説『ELESIS』 31 ―警報―
日時: 2007/12/16 23:20:12
名前: 雨雲太陽
参照: http://yaplog.jp/soukuu-amagumo



 「エレシス」。それはこの時代の科学の最高傑作でありながら、一番の失敗作。
 「エレシス」。それは生きる最凶兵器。
 「エレシス」。それは人と相容れぬもの。
 
 けたたましく鳴り響く警報(サイレン)。

 それは、悪魔が手招く未来への警告なのか……

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |

Re: 会話式リレー小説『ELESIS』 31 ―警報― ( No.11 )
日時: 2007/12/18 16:29:57
名前: 春歌

ピチカート「ベリーベル?・・今貴方がすべきこと、分かっていますよね?」

ベリーベル「・・・分かってるよ」
煙が動物を一体ずつ包んでいく
クォーツ「・・・・え?!」
千雪「なるほど、こっちが相手の居場所を特定でき、尚且つ相手の視界を奪うことが出来る・・・・」
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』 31 ―警報― ( No.12 )
日時: 2007/12/18 16:42:08
名前: 雨雲太陽
参照: http://yaplog.jp/soukuu-amagumo

リーク「……あれ……?」
   『イリスってやつは何処行った……?』



ドスッ! ドスッ!

一匹の進化生物が、柱の影で規則的に動いている。
否、動ける体ではなかった。
なぜなら、既に死んでいるのだから……

イリス「ねぇ……分かってる?君。警告しておいたでしょ?
    まあ……そのちっぽけな脳じゃ覚えてられないか……」

その袖から伸びるのは、二本の鋼鉄製のコードのような物であった。
それが、規則的に、既に死に至った生物の体を刺し貫いているのだった。
動いていたのはこのためである。

イリス「まあ……この辺にしといてあげるよ……」

コードが、巻き取られたかのようにするすると袖の中へと戻っていった。

イリス「さて、そろそろ行かないと……」

Re: 会話式リレー小説『ELESIS』 31 ―警報― ( No.13 )
日時: 2007/12/18 16:55:19
名前: 春歌

ピチカート「別行動とは、良いご身分ねイリス?」
イリスだけに別通信する

ベリーベル「リーク?!、よそ見してたらやられるわよ?」
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』 31 ―警報― ( No.14 )
日時: 2007/12/18 16:58:58
名前: 雨雲太陽
参照: http://yaplog.jp/soukuu-amagumo

イリス「……これはこれは。どうもすいません。
    つい、獲物を追いかけてしまって。」


リーク「あ、ごめ……!」

Re: 会話式リレー小説『ELESIS』 31 ―警報― ( No.15 )
日時: 2007/12/18 17:01:34
名前: 春歌

ピチカート「・・・・通信ボタン、入れっぱなしね
      さっきの事、全部こっちに筒抜けよ??」
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』 31 ―警報― ( No.16 )
日時: 2007/12/18 17:09:59
名前: 雨雲太陽
参照: http://yaplog.jp/soukuu-amagumo

イリス「……そう、ですか……」
それに冷や汗一つ垂らさず、逆に微笑を浮かべた。
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』 31 ―警報― ( No.17 )
日時: 2007/12/18 17:20:59
名前: 春歌

ピチカート「ふふ・・・リークに聞かれたらまずいかしら?」
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』 31 ―警報― ( No.18 )
日時: 2007/12/18 17:38:13
名前: 雨雲太陽
参照: http://yaplog.jp/soukuu-amagumo

イリス「いいえ。何も問題ありませんよ。」
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』 31 ―警報― ( No.19 )
日時: 2007/12/18 17:38:53
名前: 春歌

ピチカート「でもよかったわね、別行動のことが総司令官にばれなくて」
Re: 会話式リレー小説『ELESIS』 31 ―警報― ( No.20 )
日時: 2007/12/18 17:41:20
名前: 雨雲太陽
参照: http://yaplog.jp/soukuu-amagumo

イリス「そうですね。

    ……あなた、"意外"に狐ですね」

Page: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |