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戦葬 -ikusasou- // 05
日時: 2008/04/09 22:11:23
名前: 沖見あさぎ
参照: http://tool-4.net/?mysugarcat





快進撃を続ける織田信長の魔の手は遂に総大将である今川義元のもとに伸びた。
しかし望月軍の働きによって、今川の命は間一髪で救われ、最悪の事態は免れたのだった。

どちらにしろ、今川軍にとっては大打撃。
――と、満足した魔王・信長は、身を翻し戦場から撤退した。


「また、会うことになるんだろうな……。」

「うし、お前ら! 戦は終了した。とっとと帰って羽休みといくか?」

「やったー! 飯だ飯!」


そして、朝靄は晴れ―――
地上に陽光が降り注ぎ始める。

まるで、悪夢の刻の終焉を告げるかのように。


その光とともに、望月軍も戦場を後にしたのだった……。







(此方が過去にいっても代理で次スレを建てぬようお願い致します++)

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Re: 戦葬 -ikusasou- // 05 ( No.21 )
日時: 2008/04/11 22:25:54
名前: 清世(沖見あさぎ)
参照: http://tool-4.net/?mysugarcat

……俺は。
人として、当然のことをしてるだけだよ。
まあ諸国の大名サマ方にはさぞ煙たがられてるだろうさ。
自分が戦で立てた功績を、俺たちのせいでパーにさせられるかもしれねえんだしな。
―――だが、俺は止まる気はねえ。綺麗ごとだァ、莫迦な奴だと言われても。
…俺がこうしてられるのもお前らの助けがあってこそだ。
ハクも。ありがとう、な?

なーにいってんだ。
(笑いながら白の頭をくしゃりとやって)
お前は立派な仲間だよ。仲間で、同志で、俺の友だ。
それ以外の何者でもないさ。


信長「……敵に、処置を乞うたのか?
   (若干眉を寄せ)
   愚かな……いや、使える駒は使えと言うものだ。
   今回は見逃してやる(何様)」


佐助「ほんとだよね。俺様もびっくりっつーか……
   戦葬の筆頭はあまりにも必死だったし。今川に恩があるわけでもないのによ。
   まじで戦が嫌いみたいだ。―――可哀想になァ…」
Re: 戦葬 -ikusasou- // 05 ( No.22 )
日時: 2008/04/11 22:33:21
名前: 朔耶(栞
参照: http://www.geocities.jp/akatukiquartet

…すみません。
背後から、多分手刀で…気絶させられて。
気がついたら、処置を。
――――ありがとうございます、信長様。
今後…このような事は二度と起こしませんので。

白「清世様は凄い。
  たとえ煙たがられたりしていても…信念を貫き通すのは、凄いこと。
  ハクは清世様の思想と人柄に…惹かれたから。…多分皆も、そうだと思う。
  …それは、ハクの台詞…。
  清世様、本当に…ありがとう。

  なか…ま?(若干戸惑ったように)
  仲間?…ハクも?
  …………………いい、の?」

十蔵「…………………。
   彼は本当に…戦を葬ろうとしてるんだね…。
   (ふ、と軽く笑って)
   まぁ戦が無くなっちゃったら、僕らが失業して可哀想なことになっちゃうしね。」
Re: 戦葬 -ikusasou- // 05 ( No.23 )
日時: 2008/04/11 22:42:16
名前: 清世(沖見あさぎ)
参照: http://tool-4.net/?mysugarcat

…そんな褒めても何も出ねーぞぉ?
(照れたように肩を竦め笑い)
嬉しいこと言ってくれるね。
ハクはいい子だなー(わしわしと頭を撫でて)

いいに決まってるだろ。
お前が俺のそばにいる限り、俺たちは一蓮托生の同志だ。
お前が俺についてきてくれるなら、全力で俺はお前を護る。
俺だけじゃなく、みんなも。
お前は間違いなく仲間だって、思ってるよ。


信長「ふむ……つくづく愚かしい軍だ。
   貴様を処置して、そのあと貴様に撃ち殺されるかもしれぬというのに。
   戦葬―――奴等の考えは全く理解できぬわ」


佐助「はっはぁ、そりゃ正論だ。
   ま、俺たちは全力で旦那に仕えるだけだな。
   ……戦葬が敵として立ちはだかるなら、容赦はしねーけど」
Re: 戦葬 -ikusasou- // 05 ( No.24 )
日時: 2008/04/11 22:54:26
名前: 濃姫(深月鈴花

人を殺したくないのだと申しておりました。
このような世で語るのは、夢を見すぎているように思いますが……
『あの望月清世という者は、一体……』
Re: 戦葬 -ikusasou- // 05 ( No.25 )
日時: 2008/04/11 23:13:49
名前: 達樹(Gard)
参照: http://watari.kitunebi.com/

清世様、照れてるー。
(いつの間にか信綱の後ろに乗りながら)
照れないでよ、ハクの言う通りなんだから。
清世様は凄い。
カリスマってのがあるんだとオレは思うよー。
Re: 戦葬 -ikusasou- // 05 ( No.26 )
日時: 2008/04/11 23:20:50
名前: 白(栞
参照: http://www.geocities.jp/akatukiquartet

………っ……。
(不思議そうに笑いながら)
どうして戦葬の皆は、ハクに優しくしてくれるの?
ハクは何もしてあげられて、ないのに。
お礼を言うのは、ハクの方なのに……。

…ハクも、皆のこと…大切。
だから………全力で、護る。
清世様も、皆も。

朔耶「そう…ですね…。
   …………あんなに小さい奴も、戦ってたし…。

   …殺したくない?
   …………………生まれる時代を、間違えたんだな」

十蔵「…そうだね。
   まぁとりあえず、僕は幸村様とお館様の意向に任せるよ。
   潰せと言われたら…潰す」
Re: 戦葬 -ikusasou- // 05 ( No.27 )
日時: 2008/04/11 23:28:17
名前: 信綱(Gard)
参照: http://watari.kitunebi.com/

ハク、それが「仲間」というものだ。
見返りを求め、仲間を創る者もいるだろうよ。
けれども我々は同じ志の下、集った「同志」。
何かをしてやる、して貰うなど関係ないのだよ。
……それに。
ハクがここにいるだけで、この中の誰かは救われているのかもしれんぞ?
お礼を言うのは実はそいつかもしれん。
Re: 戦葬 -ikusasou- // 05 ( No.28 )
日時: 2008/04/11 23:41:49
名前:

鶴「お偉いさんの食い物、ってわけですか。
  ま、でも金のかかってるモンが美味いとは限らねェ。
  清世サンも、そのクチでしょう?(笑いながら

  つまり俺がいない時にゃあ、岩城サンを過労死するまでこき使っていいって事ですぜ」

岩城「立場逆だろーがァ!少しは上司立てろ馬鹿野郎!!」

鶴「信綱の言葉に挙手して)あ、それ俺かも。
  上手く言えないけど、、、なんかハクがいると落ち着くっつーか、和むっつーか。
  独特の雰囲気が好きなのかも。これって救われてるってことだよな?あれ、違う?(ぁ」
Re: 戦葬 -ikusasou- // 05 ( No.29 )
日時: 2008/04/11 23:48:13
名前: 信綱(Gard)
参照: http://watari.kitunebi.com/

ああ、それは救われているということだ。
ほら、ハク。
ハクはしっかりと役に立っているよ。
Re: 戦葬 -ikusasou- // 05 ( No.30 )
日時: 2008/04/11 23:52:37
名前:

鶴「だよな(屈託の無い笑みで
  ここの人間で役に立ってない奴なんかいねーよ、絶対。
  みんな何かしら、一人一人違うモン持ってて、それで誰かを助けてる。誰かの役に立ってる。
  、、、集団なんてそんなもんだろ?」

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