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Work a Holic −five−
日時: 2008/08/14 00:39:52
名前:


  いつの時も人は救済を求める生き物で
 道を見失い、行き止り、どうしようもないとき
 目の前に垂れ下がった糸に手を伸ばしてしまう



「…どの人も何かを抱えていて、何かに苦しんでて、それでも戦おうともがいてて。
 ここにいたら、きっと辛い思いをすることになる。そうと分かった上でCrownにいる。

 変、だけど…強くて。強い、けど…脆い人達。」


そんな人達の中で…わたしはまた夢をみる。
強く強くなってこの世から悪夢をなくす日まで、ずっと。ずっと。


                               by:嶋崎木綿



遙)代理ありがとうございました!

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Re: Work a Holic −five− ( No.41 )
日時: 2008/08/14 22:08:35
名前: 絵瑠◆OMBM0w5yVFM

麗羽「……でも、それじゃ春臣に迷惑だよ……っ。
   ……もう、大丈夫だし、戻らないと……っ。(言いつつ、まだ体は小さく震えている」
Re: Work a Holic −five− ( No.42 )
日時: 2008/08/14 22:18:43
名前: 春臣(栞

ほら、無理すんなって。
何も今すぐ乗り越えろって言ってるんじゃないからさ。
今日は戻るの止めよう、な?
Re: Work a Holic −five− ( No.43 )
日時: 2008/08/14 22:24:07
名前: 絵瑠◆OMBM0w5yVFM

麗羽「………っ……。(大人しくなった←
   …ごめん、なさい。」
Re: Work a Holic −five− ( No.44 )
日時: 2008/08/15 12:08:52
名前: 大和(沖見あさぎ)

そうか……
(神妙な顔つきになって鉄扉の南京錠を外し、重い鉄扉を開ける)
───…空広。

天宮「(純白の独房の中、ポツンとあるベッドに腰掛け顔は俯いたまま目だけで二人を見て)
   …やあ、神さん。
   貴方の足音、聞こえたよ。
   25時間32分14秒ぶりだね、今日は随分遅かった」

……すまん。

天宮「(クスリと笑い、上体を軽く逸らせ)
   わかってる。僕は其処まで無知じゃあないよ。
   警視庁危険薬物取扱課…Crownに、昇格おめでとう。
   ま、昇格といっていいものかわからないけどね?
   (薄く笑って肩を竦め)」
Re: Work a Holic −five− ( No.45 )
日時: 2008/08/15 12:25:21
名前: 凪(深月鈴花

そう、だね。
ゆみな「確かに、今日までに聞いただけでも結構…」
でも……情に流されたら終わりだよ。ナギがゆえることじゃないけど。
Re: Work a Holic −five− ( No.46 )
日時: 2008/08/15 12:37:11
名前: 神條(栞

(うわー、と感心したように)
相変わらずすごいなー、天宮。
よく記憶してられんなぁ。
…あぁ、Crownって言うんでしたっけ、新しい配属先。
長官直々の指名って聞くし、大昇進じゃないですか。(なぁ?と天宮に笑いかけて)

春臣「…謝るなって。
   誰も麗羽ちゃんを責めてないよ」

白菊「…大丈夫。
   その辺の判別はついてる人だよ。
   僕に対しても容赦なかったしねー」(ケラケラと笑って)
Re: Work a Holic −five− ( No.47 )
日時: 2008/08/15 12:41:23
名前: 凪(深月鈴花
参照: http://fiestflower.seesaa.net/

えー、うそー!
はるサン「女の子だから」ってちょっと手加減してそー!
ゆみな「…確かに。」
Re: Work a Holic −five− ( No.48 )
日時: 2008/08/15 12:52:45
名前: 大和(沖見あさぎ)


…ほんとにな。
毎回時間言われるたび身体が強張るよ、俺は。

天宮「(翠の言葉聞いては軽く首傾ぎ)
   それはどうかな…?
   輝かしい王冠と謳っているけれど、その王冠がこれから血塗られていくことは間違いない。
   神さん、貴方だって悲惨な目に遭うかもしれないよ?
   上層部の声のまま、操り人形のように働き、危険な仕事をして……
   果たして昇格と言えるのかな。
   もっと上に行って、人形を動かす側の椅子に座ったほうが良かったんじゃないか。
   ねえ、神さん?」

……滅多なことを言うな。
俺は自分の意思で動き、自ら戦いに赴いている。
勿論俺はこの仕事に誇りを持ってるんだ。
それを哀れなんて言われたくはない。

天宮「──変わらないね、神さん。
   (にっこりと笑って)
   揺らがず、流されず、頑なな大樹のようだ。
   そういう貴方が好きだよ」
Re: Work a Holic −five− ( No.49 )
日時: 2008/08/15 13:19:44
名前: 神條(栞

(ひゅう、と口笛を鳴らして)
神保さん、さっすがー。
人を操るなんてことしないし、柄じゃないかもね。(苦笑して)
血塗られた仕事なんて…警察庁入りした人達は覚悟の上だろ、余程日和ってない限り。
このご時世、殉職率も高い。

白菊「僕、自分が女とは思ってないしー。
   っていうかそんな理由で情に流されるような担当官お断りだしね。
   あの人で担当官、5人目だったんだー。」
Re: Work a Holic −five− ( No.50 )
日時: 2008/08/15 13:29:47
名前: 大和(沖見あさぎ)


まあな。
部下をこき使って失うよりは、上に使われて死ぬほうがマシだ。

天宮「…だめだよ? 神さん。
   (ふっと笑みを消して大和を睨み上げ)
   僕を置いて死ぬなんて許さない。
   僕を捕らえた貴方が先に逝くなんて。
   そんなことしたら、僕は死ぬよ。
   どんなことをしてでも……」

………。
(天宮と目を合わせたまま)

天宮「(翠に視線を投げ)
   翠さん…いいことを教えてあげようか」

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