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【秘密結社「輪舞曲」】...第二十幕
日時: 2009/02/01 22:30:19
名前:



祈りの花は手折られた。




多くの傷を残して、


殺戮の夜は明けた。





そしてまた、日常へ。





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Re: 【秘密結社「輪舞曲」】...第二十幕 ( No.41 )
日時: 2009/02/08 23:34:13
名前: リデル(栞

ええ、そう。
仮にもあちらは、頭領は世襲制らしいのよね。
だったら、血脈は全く違う代行より、前頭領の子供の方が血縁的には候補としては確率が高い。…違うかしら?
情報屋「…聡いな、リデル嬢。
    しかしこの情報、馬鹿に高いぞ?
    輪舞曲が相当な口止め料を払っているからな」

(ミルクをマグカップに注ぎ、手渡しながら)
リカ「どうぞ、隆宏さん。
   さて……そろそろ、全て話す頃かしら」
Re: 【秘密結社「輪舞曲」】...第二十幕 ( No.42 )
日時: 2009/02/08 23:40:15
名前: 日向(三谷羅菜)

ピエロ「……確かに興味深い話ですね」
(表情が消える)

隆宏「ありがとうございます」
(マグカップを両手で持って)
隆宏「……全て、ですか」

(手早く治療を終わらせ、そっと部屋を抜け出す)
……とりあえずは、大丈夫そうだが。
『身体の方は、な』
Re: 【秘密結社「輪舞曲」】...第二十幕 ( No.43 )
日時: 2009/02/08 23:44:35
名前: アルベール(桜
参照: http://mist26.jugem.jp/

……子供…。
俺も、ちょい気になるな。それ。

(武器をまた縮めてネックレスに付け直しながら)
凛「…全て……?」
Re: 【秘密結社「輪舞曲」】...第二十幕 ( No.44 )
日時: 2009/02/08 23:51:02
名前: リカ(栞

情報屋「無理は言わん、止めておけリデル嬢。
    馬鹿高い情報に大枚を叩くほど、貴殿は輪舞曲にご執心か?」
リデル「…相当あちらは秘密にしたいようね。
    さて、どうしましょうねぇ……」

ええ…全てを。
(す、と伏せていた目を上げて)
八年前、何があったのか。
どうして…頭領が、「代行」である状態なのか。
Re: 【秘密結社「輪舞曲」】...第二十幕 ( No.45 )
日時: 2009/02/08 23:54:32
名前: 隆宏(三谷羅菜)

ピエロ『それほどの秘密が、輪舞曲に……?』

…………。
『あの、リデルとか言う奴が言ってた……』
……お願い、します。
Re: 【秘密結社「輪舞曲」】...第二十幕 ( No.46 )
日時: 2009/02/09 00:01:04
名前: アルベール(桜
参照: http://mist26.jugem.jp/

『…そうまでして知られたくない、っつーと…一体…?』

(少し緊張したような面持ちで)
凛「……。
  お願いします…。」
Re: 【秘密結社「輪舞曲」】...第二十幕 ( No.47 )
日時: 2009/02/09 00:11:15
名前: リカ(栞

情報屋「…まぁ、どこぞのマフィアなんかが後継者を隠すのはよくあることだ。
    誘拐と暗殺の可能性も、低くないしな」

(くすくすと笑って)
リデル「…リカはきっと、怖いのね?
    身内をまた一人、私に殺されるのが」

…………ええ。
私がこの組織に入ったのは、14歳の時よ。
前頭領は、行く当てもなかった私を拾ってくれてね?
私はとても慕っていたし、向こうも可愛がってくれた。
けど……殺されたの。
八年前、元は輪舞曲の構成員だった、リデルにね。
Re: 【秘密結社「輪舞曲」】...第二十幕 ( No.48 )
日時: 2009/02/09 00:16:55
名前: 隆宏(三谷羅菜)

ピエロ「確かにそう珍しい話でもありませんが……」
ピエロ『身内……? ああ、あの……』

(息を呑んで)
『ある程度は予想してたが……きついな、これは』
八年前となると……俺はまだ一般人だったな。
『どうりで知らないわけだ』
Re: 【秘密結社「輪舞曲」】...第二十幕 ( No.49 )
日時: 2009/02/09 00:21:36
名前: 凛(桜
参照: http://mist26.jugem.jp/

アルベール「……なるほど。納得できるぐらいの理由だな」
     『……こき使う奴もいるが。ま、こりゃ特例か』

(悲しい表情を浮かべ)
…何てことを…。
『八年前……、私は…。』
Re: 【秘密結社「輪舞曲」】...第二十幕 ( No.50 )
日時: 2009/02/09 00:35:25
名前: リカ(栞

情報屋「だろう?
    まぁ、僕にも幾つか他の推測はあるが…これは唯の想像であって、『情報』ではないからな」

八年前、そうやって頭領は亡くなった。
その時の私と前頭領の子は、8歳。とても、まだ戦いを知る頃じゃなかった。
頭領は基本的には世襲制で、無論、私に継承権はなくて…というより、私に頭領は無理だと思ったから。
しばらく、いえ、今まで…頭領は不在だったの。あたかも存在しているかのようにしてね。
代行は、幹部の出した妥協案よ。
まだ幼いけれど、統率力のある幹部の子を、後の頭領補佐になる為の教育として代行に据えればどうか、って。
私は反対したけれど、代行本人もそれを望んでいて…。
そして、祈詠くんが代行に就任したのが二年前になるかしらね。

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